石川県/LEAD/バレーボールスクール/バレーボール教室
前田佳奈です!
先日、スクールの中学生と保護者を対象にスポーツケア講習会を開催しました!
この講習会は、スクール生や保護者の方と関わっている中ででてくる
スポーツケアに関する疑問に対して、正しい知識を提供したいという想いから始まりました。
今回のテーマは、
ケガをしないための効果的なストレッチ方法
突き指の正しいテーピング
です。
講師の先生は、地元金沢のプロバスケットボールチーム「金沢武士団(かなざわサムライズ)」でもトレーナーをされている山梨トレーナーに来てもらいました!
山梨トレーナーも学生時代はバレーボール選手だったそうで、
事実と経験に基づいた詳しい話が聞けました!
たかが突き指?されど突き指!
バレーボールで一番多いケガは『突き指』です。
私が小学生の頃は「突き指したら指を引っ張れ!」とお友達のおばあちゃんに言われ、
次の日ボンボンに腫れた記憶があります。笑
一言で「突き指」と言っても、症状は様々です。
- あきらかな変形
- ものすごい腫れ
- 曲がっているけど伸ばせない
こんな時はレッドカードだという話からはじまりました。
そして『たかが突き指』だと自己判断せず、
痛い時は言うこと。こわがらずに病院に行き、こわがらずに練習を休むこと。
そうしたアドバイスもいただきました。
※これかなり重要。
次に、練習中や試合中に突き指をして、そのまま続行したい場合、
どのようにテーピングをしたら良いか?
そもそもどこを固定するのか?
実際に自分でテーピングを巻いてみたり、2人組でテーピングをし合いました。
今回私が驚いたのが、テーピングを初めて使ったというメンバーがいたこと!
特に親指のつけ根のテーピングは、みんな大苦戦!!
保護者のみなさまも実際にテーピングを巻いてみて、
「あ〜なるほど!たしかに巻き方によって違いますね!」
と納得されていました。
最後に山梨トレーナーは「まずはテープに慣れることも大切だ」と言われてましたね。
テーピングもバレーと一緒、練習あるのみ!です。
動的ストレッチと静的ストレッチ
次に、このスポーツケア講習会のメインテーマでもある
ケガをしないためのシリーズ。
今回教わったストレッチには大きく分けて2種類です。
- パフォーマンスの向上とケガ予防のための動的ストレッチ
- 筋肉疲労を和らげるための静的ストレッチ
『運動前と運動後ではストレッチが違う』ということも、
当たり前のようで、あまり浸透していないんですよね。
まずは動的ストレッチから!
お父さん、お母さんにとっては、かなり良い運動になったんじゃないでしょうか!笑
次に静的ストレッチを2人組で行いました。
この静的ストレッチですが、一か所につき30秒伸ばします!!
これには私もびっくり!
だってみなさん!
「いーち・にー・さん・しー・ごー・ろく・しーち・はーち」
じゃなかったですかぁ〜?笑
30秒って想像以上に長いんですよね!
また、2人で行う際のポイントは、
コミュニケーション(会話)をとりながら行うこと。
これはスクール生にとっては大切な課題でもあります。
終了後、山梨トレーナーは、
「こういう講習会に、保護者が積極的に参加してくださるのが嬉しいですね!」
とおっしゃっていました。
私もそう思います。
保護者とのコミュニケーションがだんだんと減っていく中学生時代に、
こうした共有はとても大切ですし、会話のきっかけにもなりますよね。
ぜひお家でも、ストレッチを口実に(笑)
お母さんが息子に、お父さんが娘に、
スキンシップとコミュニケーションをとってもらえたらと思います!^^
というところで、第2回も大満足の内容で終了。
毎回思うことは「まだまだ知らないことがたくさんある」ということ。
子どもたちに、大好きなバレーを長く楽しく続けてもらうためにも、
スポーツケアはとても大切。
今回参加できなかったスクール生は、第3回をお楽しみに!^^
山梨トレーナー、お忙しい中ありがとうございました。