石川県/LEAD/バレーボール教室/メンタルコーチ
前田佳奈
以前、小学生のお母さんから
「娘のバレーノートを見て、ぜひアドバイスが欲しい!」
と頼まれたことがあります。
その子自身も、
「何をどう書けばいいのか、わかりません」
と言っていたので、まずは今書いているノートを見せてもらうことに。
そこで、私は衝撃を受けました。
なんと、ノートに書かれていたのは・・・
- 今日は◯◯がダメだった。
- ◯◯を失敗してしまった。
- いつも◯◯がうまくいかない…
こういう、自分へのダメ出しばっかり!
せっかく、すすんで書いている振り返りノートも
これでは逆効果です!
今日はみなさんにも、
お子さんのメンタルを強くするためのスポーツノートの書き方についてお伝えしますね!
ネガティブな反省はいらない
なぜでしょう?
子どもって、特に書き方を教えていないのに、「振り返りノートを書いてきて」って言うと、決まって自分のダメ出しノートを書いてきます!
日本人の特徴ですかね?笑
振り返りノートに書いてほしいのは
- 今日やったこと(練習内容)
- うまくいったこと(3つ以上)
- なぜ、うまくいったのか(分析)
この3つです!!
できなかったことの反省はいりません。
なぜ、ミスをしてしまうのか?自分の何が悪いのか?
毎日そんなことを書いていたら、どんどん自信を失い、反省のプロに育ってしまいます。
うまくいったことの分析ができれば、今できていない課題にも、ちゃんと取り組めるように育ちます!
OKノートが自己肯定感を育む!
「もし、今日うまくいったことや良かったことが一つもなかったら、何を書けばいいですか?」
(子どもたちは、とにかく自信がありません。)
『そういう時は、頑張ったことを書くんだよ!』
「頑張ったこともなかったら?」
(子どもたちは、なかなか自分に厳しいです。笑)
『疲れたけど最後まで練習できた!でいいよ?』
「えー!そんなこと書いていいん?」
『いいよ!』
「風邪とかで、練習休んじゃったら?」
『無理せず、ちゃんと休んだ!とか、
風邪ひいて休んだけど昨日のバレーノートを見た!とか^^』
「それなら書けそう!」
『とにかく、自分への「OKノート」にするんだよ!』
自分に花マルをあげた分だけ、メンタルは強くなっていきます!
見返すのが楽しいノートに
イヤイヤ書いていたり、強制されて書いたり、怒られないように嘘の内容を書いたり。
そんなスポーツノートは時間のムダ。
それなら、YouTubeで上手い選手の動画を見ていたほうがよっぽどいいです!
書く内容をおさらいしますね!
1.今日やったこと
今日の練習内容。試してみたこと。意識したこと。
2.うまくいったこと(3つ以上)
1をやってみて、うまくいったこと。できたこと。良かったこと。頑張ったこと。
3.なぜ、うまくいったのか
2がなぜうまくいったのか、それぞれ分析してみる。
そのほか、書きたいことがあったら自由に書いてOK!
例えば、教わったことや、次やってみたいこと。
目標や、好きな選手の写真を貼ったりするのもいいですね!
ただし!ダメなところ、できないところは書かないように!
毎日書くのも、後から見返すのも
「楽しい」と思える自分OKノートを作りましょう!^^
なぜ、家でゲームばかり…学校でも控えめだった子が「中学生の練習にも参加したい!」と積極的になったのか?
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