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前田幸介
突然ですが、あなたは本気でバレーを楽しんでいますか?
いい結果が出た時だけ「楽しい」と思っていませんか?
例えば、
- スパイクをたくさん決めた時
- レシーブが調子良く、たくさん拾えた時
- 自分の活躍で試合に勝った時
まだありますが、あなたはこのような時に「バレーが楽しい!もっとバレーがしたい」と感じているのではないでしょうか?
この感情は間違いではありません。
しかし、これが本当に心の底からバレーを楽しんでいる状態かというと、結果によってバレーへの想いが左右するのであれば、そのほかの長い時間は楽しめていないんじゃないかと僕は思います。
なぜなら、ずっと調子が良くて、常に良いプレーができる選手はいないからです。
あなたには、もっとバレーを楽しんでもらいたいと思っていますので、「本気で楽しむ」とはどのようなものかを今日はお話していきたいと思います。
成長するまでのプロセスを楽しもう
あなたが「本気で心の底からバレーが楽しい」と思えるようになるには何が必要か。
それは、あなたが成功に向かって、成長している過程、チャレンジしている過程を楽しむことから始まります。
最初からうまくいく人なんていないし、たとえ一つうまくいっても、また次の課題があらわれます。
過程(プロセス)を楽しめない人は、挑戦することを恐れ、苦手なことから逃げてしまい、なかなか上達できずにバレーが楽しくないと感じてしまうんです。
目標を立てていますか?
そうならない為には、まず目標を立てることから始まります。
- 大会目標を立てる(その大会でどうなっていたいか)
- 1ヶ月目標を立てる(1か月後どうなっていたいか)
- 1週間目標を立てる(1週間後にどうなっていたいか)
- 今日の目標を立てる(何に挑戦し、何を意識するのか)
この4つの目標をまずは考えてみてください。
このように目標を立て、最終目標から逆算し、今やるべきこと、挑戦することを明確にすることで、モチベーションがアップし、行動するための活力になります。
目標・計画がないと実行することはできないし、実行しないと成功も成長もありません。
目標を立て、チャレンジすることに慣れ、楽しめるように自分自身で工夫していきましょう。
チャレンジするから楽しい
挑戦している時に、一回でも成功がでるだけですごく嬉しいし、これを毎回できるようにするために、また挑戦をするようになる。これを努力と言うんだと僕は思います。
- 失敗するのが怖い
- 足を引っ張りたくない
- 失敗すると怒られる
この気持ちもよくわかります。
みんな、「失敗をしたくない」と思いますし、「怒られたくない」と思うはずです。
ですがよく考えてみてください。
怒られるということは、コーチに見てもらえているということ。まだまだやれることが沢山あるということを教えてくれていることになります。
これって、ある意味コーチからの「期待している」というメッセージだと思ってください。
それだけでモチベーションが上がりますし、チャレンジして失敗も多いかもしれないけど、成功体験を積んでいけば、あなたの能力は開花します!
もうそうなれば、さらにバレーボールの虜になり、毎回の練習が楽しみで「早く練習に行きたい」と思うようになってきます。
この流れを作り、心の底からバレーボールを楽しめている選手というのは、成長も速く、チームの中心人物になり、どんな時でも活躍できる選手です。
さあ、あなたも未来の自分を想像して、テンションを上げて!
日々チャレンジすること、成長するプロセスを楽しみましょう。
僕は、そんなあなたを応援しています。
それでは今日はこのへんで。
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