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バレーボールコーチ 前田幸介
皆さん、最近は朝晩の気温が下がり、とても寒くなってきていますので、暖かい服装で、風邪をひかないよう対策をしていきましょう。
僕は、もうそろそろ手袋を準備して、皮膚が割れないよう工夫しようと考えています!笑
さて、あなたはラリー中の2段トスをあげる際に
- レフトまでトスが届かない
- ボールが回転してしまう
- 自分がどこにいるのかわからなくなってしまう
このような悩みを持っていませんか?
この悩みを解決しておかないと、練習試合や大会等でダブルコンタクトが怖かったり、チームメイトとぶつかったりと、とても良くないことが起こってしまいます。
そんな悩みを持っているあなたへ今日は動画でわかりやすく説明していきますので、ぜひ最後まで読んでいってください。
トスの安定はボールの見方で決まる
このボールの見方によって、トスの伸びや安定、周りへの視野に大きく影響します。
まず、ボールの見方は以下の3つです。
- できるだけアゴを引く
- 目だけ動かしボールを見る
- ボールを真上で見るのではなく、少し前で見る
たったこの3つを意識するだけで、修正することができます。
では、この3つを意識したプレー動画を載せますので、まずはこちらをご覧ください。
いかがだったでしょうか?
スムーズにボールの下に入れることができますし、常にアゴを引いている分、フォームが安定し、ボールを飛ばすこともできています。
また、周りへの視野も広くなるので、レフトまでの距離も把握しやすいですし、チームメイトとぶつかることもなくなります。
それでは、上記の3つを無視したプレー動画をご覧ください。
どうでしたか?
ご覧いただいて分かったと思いますが、まずフォームがカッコ悪い。。。笑
アゴが上がっている分、ボールを真上に見すぎてしまい、周りへの視野が全くありません。
ということは、レフトまでの距離もわからず、ボールしか見えていないので、チームメイトとぶつかる可能性が高まります。
また、アゴが上がったままトスをあげてしまうと、腕だけでトスをあげてしまうので、トスも飛ばず、ドリブルになってしまうケースが多くなります。
ここを修正できていない選手は、2段トスをオーバーパスであげるのが怖く、全てアンダーパスであげている選手が多い。
でも、アタッカーとしはアンダーパスよりもオーバーパスであげてもらった方が、タイミングも掴みやすいし助走も思い切りできます。
2段トスは試合中に多く出てきます。早いうちに、3つのポイントを意識しながら、自信を持ってあげれるようにしていきましょう。
それでは再度、3つのポイントを意識したプレー動画を載せますのでご覧ください。
繋ぎができる選手へ
指導者として、確かに「絶対的なエース」や「上手なセッター」がいるというのはチームの強みになりますが、一番コートにいて欲しいのは、なんでもできる、繋ぎがいい選手です。
2段トスなどの繋ぎは、試合で本当に多くありますし、繋ぎが悪いチームはなかなか勝てません。
なぜなら、がんばってレシーブをあげても繋ぎが悪いと、3本目を攻撃的なスパイクではなく、相手にチャンスボールを返すことになってしまうからです。
なんでも上手くこなし、繋ぎもいいオールラウンダーな選手は、どのバレーカテゴリーでも重宝されるのは間違いありません。
そんな「繋ぎのできる選手になりたい!」「オールラウンダーな選手になりたい!」と本気で考えているのであれば、この2段トスなどの繋ぎを真剣に取り組んでください。
今回のブログでは、2段トスで意識するポイントを3つお伝えしました。
ぜひ、日頃の練習から意識して、大会までには自信を持てるよう努力していきましょう。
それでは今日はこのへんで