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メンタルコーチ 前田佳奈
突然ですが・・・
新しいことに挑戦するって、怖いですよね?
初めてジェットコースターに乗った時の、あの感覚と同じ。
ワクワクする気持ちもあるんだけど、自分の番に近づくにつれて、ものすごく怖い気持ちに襲われる。
何が怖いのかもわからないけど、心臓はバクバクするし、手汗が止まらない。
やっぱり止めようか?
列から抜けたくなる。でも周りの人は楽しそう…
自分だけ止めるのも恥ずかしい、でも今ならまだ間に合う。
そうこうしているうちに、乗り場が見えてきた!
引き返すなら今だ!
今なら止められる・・・でも、楽しいかもしれないし、大丈夫かもしれない。
でも怖い。どうしよう…
気がつくとシートに座っていて、もう行くしかない!
安全バーがおりてきた。よしっ、大丈夫。大丈夫。きっと大丈夫。
3・2・1 GO!!
人は「見えないもの」を怖がる
フロリダにあるメンタルトレーニング研究所では、メンタル界のカリスマ「ジム・レーヤー博士」から直接メンタルトレーニングを受けられる研修施設があります。
そこでの研修の中に「Touch The Fence」というプログラムがあるそうです。
どういうミッションかというと…
1キロ半先にある白いフェンスに触れて帰ってくるということだけ。
しかし、半数以上の人はフェンスに触れることもできずに途中で戻ってきてしまうのです。
それはなぜかというと、スタートする前にある嘘の忠告をされるから。
「フェンスの周りには、狂暴なイノシシの群れがいるから気をつけて」
この嘘の忠告で多くの人達は、フェンスにすら近づけずに戻ってきてしまうのです。
このプログラムでは、「人は見えないものを怖がる」性質があるということを示しています。
怖さのほどんどが「思い込み」
あなたにも、先ほどの「存在しないイノシシ」のような経験、ありませんか?
- まだ起こってもいないのに不安で、行動していないこと
- まだ起こってもいないのに不安で、パフォーマンスが落ちていること
- まだ起こっていないのに不安で、成功や目標達成をさまたげていること
私にはあります。
普段のバレースクールでは、小中学生に「失敗を恐れずチャレンジしよう!」と言っていますが、私だって、何かに挑戦する時や新しい事を始める時は、不安に押しつぶされそうになるんです。
(メンタルコーチを「メンタルが強い人」だと思っている人がたまにいますが、そんなことはありませんww)
今まで続けてきた仕事を辞めて、バレーボールスクールを立ち上げる時。
それはそれは不安で、何度も止めようか迷いました。
人が集まらなかったら、どうしよう。そもそも需要はあるんだろうか?
まわりからは、どんなふうに見られるだろうか。
仕事を辞めてしまって、本当にいいのか?
失敗したら、人生終わるんじゃ…
そんな時、メンタルトレーナーを目指しているときに学んだ「存在しないイノシシ」の話を思い出して、
まだ起こってもいないことに不安になるのは止めよう。
自分が本当に手に入れたい未来、自分の夢に正直になろう!
と言い聞かせるのです。
自分との約束
さて、あなたにもきっとあるはずです!
あなたが本当に手に入れたい未来。
次の◯に当てはまる言葉や文章を考えてみてください。
- 私は、本当は◯◯したい!
(○○をやりたい,◯◯でありたい等)- でも時として、不安で◯◯ということもある。
- そんな時こそ、私は自分のために、○○すると約束します!
私の場合はこうです。
- 私は、本当は、新しい事にどんどん挑戦したい!
- でも時として、不安で、挑戦しなければ失敗もない…と迷うことがある。
- そんな時こそ、私は自分のために、自分の気持ちに正直になるとコミット(約束)します。
今年は新型コロナウイルスの影響で、新しい事に挑戦せざるをえない状況がずっと続いています。
もともと自分に自信がなくて、人前に顔を出すのが苦手だった私が、YouTubeでVLOG更新。オンラインレッスンも始めました。
自分だけの為だったら、きっと行動できなかったと思います。
今は、守りたい人と、守りたいクラブがあります。
だから挑戦をやめません!
それではこのへんで^^
「もう、部活もバレーも辞めよう…」と悩んでいた子が、なぜ強豪校進学を決意するまでに成長したのか?
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