石川県/バレーボールスクール/バレーボールクラブ/LEAD
メンタルコーチ 前田佳奈
先日、スクール内の交流大会「LEAD CUP」と中学3年生の送別会を行いました。
例年通りであれば交流大会と送別会は別々の日に行い、送別会はパーティー会場で盛大に行うのですが、、、
今年はコロナ禍の為、そうはいきませんね。
それでも!規模は小さいですが、楽しい思い出になればと思って企画しました!
LEAD CUPは、【U-12男子 vs U-12女子】【U-14女子】【中3男子 vs 中1・中2・コーチ】の3試合を行いました。
日頃の練習の成果が発揮できた子もいれば、なかなか思い通りにいかなかった子もいたと思いますが、今後のステップアップに繋げてほしいです!

U-12男子 vs U-12女子

U-14女子

中3男子 vs 中1・中2・コーチ
寝ぐせで練習に来ていた少年の話
その男の子はいつも「寝ぐせ」をつけて練習にきました。
声もほとんど出さないし、ガッツあるプレーも特になく、いつも無表情で練習していました。バレーボールにはあまり興味がない様子。
きっと、お母さんに促されて、お兄ちゃんの練習についてきていた感覚でしょうね。笑
練習中はコーチや先輩たちから「ボケーっとしとんなよ!」「起きとるかー?」といじられるのがお決まりのパターン。笑
そんな小学5年生の男の子は、今年スクールを卒業しました。
あの時の少年はどこへ行ったのか…
今では誰よりもバレーに夢中で、練習が終わっても「もう1本!もう1本!」となかなか終わろうとしない。
もっと高く跳びたい!もっと強く打ちたい!もっと上手くなりたい!
そう顔に書いてある少年に成長しました。
そして彼は、全国屈指の強豪校へ進学します。
寝ぐせ少年がここまで成長するなんて…
いつどこにきっかけがあったのかわかりませんが、私たちコーチは、彼から本当に多くのことを学びました。
厳しい環境に進んでも、持ち前の明るさとマイペースな性格で、多くの壁を乗り越えてくれることでしょう!!
コーチ冥利に尽きる
毎年、卒業生からいただく手紙。
そこには数々の感謝の言葉が綴られています。
そのほとんどが、「昔は○○だったけど、今は●●に変われた!」という内容です。
- 人見知りの自分だけど、他校の友達がたくさんできた
- バレーが嫌いになりかけていたけど、大好きになった
- 消極的だったけど、アピールすることの大切さを学べた
- 弱気な自分に~~とアドバイスしてくれて、今でもその言葉が胸に残っている
- 苦手なレシーブが、自分の得意に変わった
私たちは環境を作っただけで、成長していくのは子ども達。
苦手な部分にトライして、自分のネガティブな部分とも向き合って、乗り越えていく。
そんな子ども達の成長を近くで見守ることができて、本当に幸せです。
高校に行っても、元気に楽しく挑戦し続けてほしいと思います!
つらい時や困った時は、いつでも帰れる場所として、LEADを守ります。
これからも、よろしくお願いします!^^