「もうバレーは辞めようかな?」と子供が言い出したら、親としてどうすべきか?

石川県/バレーボールクラブ/バレーボールスクール/LEAD

メンタルコーチ 前田佳奈

 

春に多い相談の一つに、

「今までバレーが好きだった子供が、もう辞めようかな?と言ってきました。親としては最後まで続けてほしいと思っているのですが、どうすべきでしょうか?」

という質問です。

 

特に中学3年生に多いのですが、

  • 高校受験に対する漠然とした不安
  • 友達や先生との関係
  • 目標(イメージ)と現実のギャップなど

 

いろいろと考えることが増えてきて心に余裕がなくなると、今まで頑張ってきたスポーツに対するモチベーションが下がったり、集中できなくなって「辞めた方がいいのでは?」と子供は考えてしまいます。

 

もちろん、辞めること=悪いことではありません。(メンタルコーチとして辞めるという選択をすすめたこともあります)

 

ですが、10代に「途中で辞めた」経験は、必要以上に挫折感や敗北感を味わう恐れもあり自己肯定感が低くなってしまう可能性もあるので、慎重にいきたいです。

※自己肯定感とは簡単に言うと、自分は価値ある人間だ、自分にはできる、自分は乗り越えることができると自分自身を認め肯定することを言います。

 

子供が本当にここで辞めてしまっていいのか?できれば乗り越えてほしい、やりきってほしいと、親なら思いますよね。

 

子供の意見を尊重する?

これまで多くの子供達の話を聞いてきましたが、「辞めたい」という言葉の奥に隠れている本音があります。

将来への不安だったり、周りの人や社会への不満だったり、自分自身の嫌な部分が見えてきたり…

 

話を聞いていると「本当はバレーは好きで続けたい。でも・・・」と話してくれて、自分でもどうすればいいかわからないと悩んでいる子も多くいます。

 

「子供の意見を尊重します」

「子供に決めさせます」

これは何かを始める時には良いと思いますが、続けていたことを辞める時今後の人生に関わる選択をする時には、親や周りの大人が冷静に判断して、背中を押してあげることが必要だと私は思っています。

 

こういう子に対して、私が意識するポイントは5つです。

 

  1. 相手に寄り添って話を聴く
  2. 辞めるリスク・続けるリスクを伝える
    (どちらもリスクはあることを伝える)
  3. 辞める以外の選択肢をいくつか提示する
    (自分で選ぶことができることを伝える)
  4. どんな選択をしても良いことを伝える
    (あとで変えてもOK!)
  5. あなたには乗り越える力があることを伝える
    (私は味方で、あなたを信じる)

 

もしも冷静になれなかったら、①〜③を第三者に頼ってもいいと思います。

※できれば傾聴を学んでいる専門家に

 

それでも子供が「どうすればいいかわからない」と言ったら

先ほどの5つのポイントを意識して関わると、中学生であれば、自分で決断する場合がほとんど。

どちらのリスクもわかった上で、辞めるも良し!続けるも良し!

「決断できた」ということがまず前進ですし、尊重して、応援します。

 

ですが中には、決断できずに悩む子もいます。

その場合のアドバイスは

迷った時は、自分が成長する環境に身を置くこと

これです。

 

これからの人生で、うまくいかない事、壁にぶつかる事が必ずあります。

辞める選択が必要な場合もあれば、乗り越えなければいけない事もあるでしょう。

 

そんな時のために、心の基礎体力を高めておくこと。

自分が成長する環境に身を置くことで、どんな選択であれ、自分にプラスになります。

 

信じてあげること

私がメンタルコーチとして大切にしていることは、その子の可能性(未来)を信じることです。

時には本人よりも、信じています。

 

人は、誰か一人でも自分のことを信じてくれる人がいれば、どんな困難も乗り越えて前進できる。

そう思うからです。

 

親としてどうすべきか?の回答としては、最終的には「信じてあげること」だと思います。

 

 

思っていた答えになっているかわかりませんが、

今日のブログの中に、何かヒントがあれば幸いです!

 

それでは今日はこのへんで。

 

 

 

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