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バレーボールコーチ 前田幸介
バレーボールは自チームの床にボールを落とさないように繋ぎ、相手チームの床にボールを落とす競技です。
そして、空中にボールが浮いている間に考え、動き、プレーをする。
僕は、バレーという競技は、本当に難しいスポーツだと思っていますし、そんなスポーツだからこそ、僕はどのスポーツよりも楽しいと感じています。
今日は、そんなバレーボールを指導している現在、今の中学生たちに感じる大きなことが1つあります。
もし、これからお話することが、あなたにも共通しているとしたら、考え方、行動力が変わるかもしれません。
最後まで読んでいってください。
指示待ち選手になっていないか?
選手の技術向上の妨げになっている可能性が高いのは、ここが原因だと僕は感じています。
もちろん、監督やコーチからのアドバイスがあり、知識やプレーの向上は見込めるが、一番は自分で考え行動できるか、できないかが一番大事です。
では、意識が高い選手と低い選手は何が違うのか。
例えば、
- 学校から宿題を出されないと勉強をしない
- ご飯できたから、お皿並べてと言われてから動く
- ネット立ててと言われてから、立てる
このような、指示待ちになっている選手と
- いきたい志望校に向け、宿題だけではなく、他の勉強もする
- 言われる前にお皿を並べて、他の準備もする
- ネットを早く立てて、少しでも自主練をする
このような、先のことも考えながら行動する選手とでは、成長の頻度は大きく差が開きます。
監督やコーチから、「もっと〇〇しろ!」と怒られてから行動するのと、自分で考え行動した結果、怒られるのでは全く違います。
最初にもお伝えしましたが、バレーボールはボールを自チームの床に落とすと相手に点数が入ります。そしてボールが空中に浮いている間に考え、動き、プレーを行う競技です。
そんな競技で、指示待ちしていたり、言われたことしかやらない選手は、どうなるか。
思ってもいない展開になると、どうしていいかわからず、何もできないという状態になります。
これでは、悔いの残る結果になってしまいます。
僕は、現役の頃から、「どうせ怒られるなら自分の思うことをやってみて、怒られた方がマシだ」と考えていたので、プレーが上手かったというよりは、日頃の経験から、試合中の視野の広さや状況判断、分析に長けていた選手だったと思います。
誰からの指示を待つのではなく、
やってみたけどダメだった
↓
じゃどうしたらうまくいくか
↓
やってみる
↓
成功した
↓
自信につながる
この流れをやっていくことで、プレーがよくなっていき、成功体験から自信がつき、どんな状況でも戦っていける選手に成長していきます。
「行動を早くする」「自ら考え実践する」「意識を高くもつ」
これっていうのは、自チームが弱いとか、上手い下手とか関係なく誰にだってできることです。
中学からバレーを始めても、この3つを真剣に取り組めば、ジュニアからの経験者に追いつくし、追い越せると僕は確信しています。
現に、そういう選手を多くみてきました。
さあ!今ドキッとしているあなたは、今からでもいい。
ぜひ、行動に移してみてください!
僕は、あなたを応援しています。
それでは今日はこのへんで。
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