石川県/バレーボールクラブ/バレーボールスクール/LEAD
前田幸介
最近、気温が暖かく、過ごしやすい季節になってきました。
ですが僕にとっては、この季節花粉症で鼻水、くしゃみが止まりません。花粉症は人にもよりますが、集中力や体力にも影響あると思うので、しっかり症対策をして、気持ちよく楽しいバレーボールライフを送りましょう!
さて今日は、バレーボール選手の悩みについてではなく、最近のスクール生の「プレー中の口癖」について話していきたいと思います。
中学生の口癖・・・
選手の口癖によくあるのは
- やばい!
- やべー!
- やばっ!
この3つがとにかく多い。笑
あまりにも多いので、やばい!をネットで調べてみました。
やばいとは・・・
- 危険または不都合な様子。状況・具合が良くないさま
- 非常に興味をひくさま。大変面白いと感じる様子
だそうです。
選手だけではなく、僕自身もバレー以外では使う言葉ではあるが、練習や試合中に使う言葉としては、決していいとは言えませんね。笑
もし、この「やばい!」をあなたが連発しているとしたら、それは本当にやばい!です。
やばい!がもたらす影響
練習中やラリー中に飛び交う「やばい!」という言葉。
外から見ていると、非常に楽しそうに感じる。が逆を言えば遊んでいるように見える。
もし、上手くなりたいと真剣に練習をしている選手がいたり、1点を取るために一生懸命にプレーしている選手がいる中で、「やばい!やべー!やっば!」という声が聞こえると、集中してプレーすることができなくなってしまうと僕は思う。
また、自分のミスを「やばい!」と言うことで、誤魔化しているようにも感じる。
こんな言葉を試合中でも出している選手がいたら、僕なら絶対狙います。
バレーボールはチームスポーツ。
あなただけでなく、周りにも良くない影響を与えるかもしれない。やばい!という声を出すよりも、次にあなたのボールを繋ぐ「仲間のために必要な声」を出さないといけません。
仲間はどんな声を必要としているのか、どんな声をかけると仲間を助けられるのかを日々考え、実際に声をかけてあげることが、チームもあなたも成長につながり、良いチームになっていくと僕は考えています。
やばい!を違う言葉に変える
では、次にやばい!を違う言葉に変えることを考えてみてください。
難しく考える必要はありません。
[aside type=”boader”]
やばい!→カバーお願い!
やばい!→フォロー入った!
やばい!→打て!いけ!決めろ!
[/aside]
このように、自分がミスをした後、仲間に対してお願いの言葉なのか、自分の次の行動を示す言葉、励ます言葉に変えるだけです。
これだけでも、全く違った印象と違う結果が出てくると僕は思います。
よく、「どんな声をかければいいかわかりません」と言う選手もいますが、このように自分や仲間が次どのような行動をするのか、してほしいのかを伝えればいいんです。
すごく簡単なことですので、もしあなたが今日の話のように、「やばい!」と言っていたならば、実践してみてください。
今よりも、コート内の状況が見えるようになってくるでしょう。
それでは今日はこのへんで!