石川県/LEAD/バレーボールスクール/バレーボールクラブ
前田幸介
こんにちは!幸介です。そろそろ練習再開が近づいてきましたね。
そこであなたは
- 久しぶりの練習やけど、ちゃんとできるかな?
- 頑張って、すぐに感覚を戻さないといけないな
- 下手になっていたら、どうしよう・・・
というような不安や焦りをもっていませんか?
僕はこのような不安や焦りは危険だと感じています。
それはなぜか。。。
不安や焦りは、人を動かすエネルギーが強すぎます!
簡単に説明すると、気持ちが空まわりしてしまって、がむしゃらに頑張ってしまうということです。
がむしゃらに頑張ると、
- 休み明けの練習でケガをする
- バレー感覚を早く戻そうと、むやみやたらに数をこなす
- 以前と違ったフォームになり、できていたものができなくなる
こうしたことが起こってきます。
では、練習再開時に何を意識して取り組んでいけばいいのかを、今日はお伝えします。
スロースタートで始める
「えっ?スロースタート!?
幸介さん、何言ってんの?そんな余裕なこと言ってられないよ…」
と思ったかもしれないが、このスロースタートがすごく重要です。
海外のサッカーリーグ「ブンデスリーガ」が再開したことにより、ケガ人が続出していることを、あなたはご存知でしょうか?
自粛中もトレーナーに指示をもらって自宅トレーニングに励んでいた「プロ」でさえ、コンディションは万全ではないのです。
緊急事態宣言が開けて、3ヶ月ぶりの練習。
そりゃ「よっしゃ!やるぞー!」ってな感じで気合い入ると思いますし、いきなり全力でやろうと考える気持ちはすごくわかります。
ですが、体は鈍っているし、体力も低下しているので、あなたの気持ちに身体はついていけません。そうするとケガに繋がったり、できない自分にイライラし、またモチベーションが下がってしまう可能性があります。
そんな時に、気をつけることは「スロースタート」です。
まずは目標の再設定をして週間目標なんかも立ててみてください。そして無理をせず、少しずつ体を動かし、ボールに触ることから始めることです。
「毎日トレーニングしていたし、家の前でボールも触ってたので大丈夫です!」
きっとあなたはこう言うでしょう。
もちろん、休み期間中にボールに触れていることはいいことだし、指先の感覚などは残すことができたと思いますが、体育館での練習や生きているボールに触れること、周りに人がいる状況でプレーするのは全くの別物です!
ですので、焦らず練習していきましょう。
皆さんの不安を少しでも解消してあげたいと僕は考えていますので、これからサーブ、レセプション、ディグ、スパイク、トスについて何から意識して練習していけばいいのかをご紹介します。
各プレーで意識すること!
まずは初心に戻って、次のことから始めてみてください!
サーブ
サーブで意識することは、なんといっても「トス」です。
打ち方などのフォームも大事ですが、トスが乱れてしまっては何も始まりません。
トスのコツは右利きの選手であれば、時計でいう2時の方向にトスをあげること。そうすれば打つ際に右手の前にトスが上がり、身体がブレません。
どこを狙うか?や、強いサーブ、速いサーブを打つ前に、まずはトスから練習しましょう!
レセプション(サーブレシーブ)
フォームを考えるより、まずは「腕の面をセッターに向けて、しっかり面に当てること」から始めていきましょう。フォームがきれいでなくても、しっかり面がセッターに向いていて、ちゃんと面に当てることができていれば、ボールはセッターの方向に飛んでいってくれます。
そうすれば、ボールの距離感覚も少しずつ戻っていくでしょう!
ディグ(レシーブ)
ディグで意識することは、「相手のトスや打つ体勢をしっかり見ること」です。
「速いボールに対して、体がついていきません」これは相手を見れているか、見れていないかで圧倒的な差がでてきます。
休み期間があったから体が動かないのではなく、相手を見ることを忘れているだけ。
これをするだけで、休み明けであっても、食らいつくことは簡単にできるようになります!
スパイク
スパイクで意識するこは、まず「高くジャンプすること」と考えている人も多いでしょう。
でも、僕は一番最初に意識することは「タイミング」だと思っています。
- 助走するタイミング
- ジャンプするタイミング
- 打つタイミング
ここができていないと、いくら高くジャンプをしても、その高さが活かされないからです。
上記で言ったタイミングの順で、少しずつ合わせていってみてください!
トス
トスはなんと言っても、「ボールの下に入ること」。
セッターやトスを上げる時は、必ずこの「ボールの落下点に入ること」ができていないと安定して上げることはできません。そして、ボールの下に入るスピードを早めていって、自分の時間を作れるように練習していくといいです。
これができて初めて、ジャンプトスやトスの安定感を高めるために練習していきましょう!
意識しないと意味がない
僕は、長時間ただがむしゃらに練習をするということが好きではありません。
なぜかというと、技術向上には逆効果になるリスクが高いからです。
1本ずつ意識しながらプレーするのと、ただがむしゃらにプレーするのとでは、上達スピードは明らかに違います。
練習時間は限られているので、より効果的な練習が必要です!
ですので、今回僕が伝えた、何から意識するべきかを参考に、1本ずつ意識することを忘れず練習を行ってみてください。
焦らず、1歩ずつです!
これからもバレーボールを楽しみましょう!
それでは今日はこのへんで。
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