石川県/LEAD/バレーボールスクール/バレーボールクラブ
メンタルコーチの佳奈です。
今、アメリカからの帰りの機内でこのブログを書いています。
実は、バレーボールやコーチングの勉強の為に、約1週間、アメリカ「アトランタ」へ行ってきました。
アトランタでは、バレーボールクラブの視察や練習見学、高校・大学の見学、様々なコーチとの交流、大会の視察、そして選手のご家族から話を聞く機会をいただき、本当に抱えきれないほど多くの学びを得ることができました。
シェアしたい内容はたくさんあるのですが、今日はまず、あるご家族のお父様から聞いた話をシェアしたいと思います。
チームはなぜ“team”なのか?
その方の名前は、Gary(ゲイリー)さん。
娘さん(Kayla 17歳)がバレーボールをされていて、親としての意見をお聞きしたく、今回インタビューをさせてもらいました。
私:「娘さんは小さい頃から、他のスポーツもされてきたとお聞きしましたが、バレーボールをしてから何か変化を感じることはありますか?」
Gary:『バレーボールをやっていて何が違ったかというと、やっぱりチームスポーツをやっているので、個人だけの考えじゃなくてチームで一緒にやるというのが見られたこと。あとは他のスポーツとは違うのは、ボールが落ちた時にすぐに結果が見えるじゃない? だからそこのエキサイトメントな部分というのかな。実際すぐ手にとって自分で結果が見られるので、本人もすごく好きなんだと思うよ。
今やっている練習は、コーチがいろいろ考えてプランを考えてくださっていると思うのだけど、それをすることによって、彼女の明日であったりとか、一年後であったりとか、結果が出てくるのではないかと思う。』
ふ、深い・・・。
さらにGaryは、私たちにこんな質問をしました。
Gary:『How about you?Kosuke! なぜ、英語で「team」のスペルに、“ i ”がはいっていないと思う?』
チームは、発音からすると「i」が入っていそうですが、なぜ入ってないのか?と言うのです。
幸介:「えっ、なぜですか?」
Gary:『 “ i ”がはいっていないということは、自分中心でやるのではチームにならないんだよ。だからバレーボールっていうのは、その “ i ” 自分自分じゃなくて、チーム一丸となって一つの目標に向かっていくというところが良いところだと思うよ。』
幸介:「なるほど…!」
Gary:『だから将来的に、例えば疲れていたりとか勉強がすごく大変でも、やっぱり練習には行かなければいけない。チームのためにね。その大変さを今乗り越える力っていうのを備えたら、例えば大人になった時に、会社に行きたくなかったとしても行かなきゃいけないっていうのを体が覚えているから、その時のためのトレーニングにもなると思うんだ。』
幸介:「そうですよね!僕もそう思います。」
ふ、ふ、深い・・・。
バレーは『Team sports』
うちのスクールでも、「バレーはチームスポーツだよ。仲間がいなきゃできない。仲間のために、チームのために…」と伝えてきましたが、Garyの話を聞いてあらためて、『team』の大切さ、バレーボールの本質に気づかされた気がします。
今、目先の大会結果や技術向上を手に入れたいと、子どもたちは思っているでしょう。
ですが、私たちコーチは子どもたちの将来を考えて、『バレーボールをすることで得られる大切なもの』『社会に出た時により良い人生を生き抜く力』を子どもたちが手に入れるために、サポートしていきたいです。
それでは、今回はこのへんで^^
LEADバレーボールスクールは、現在、無料体験募集中です♪
小学1年生〜中学3年生が楽しく通っています!