石川県/LEAD/バレーボールスクール/バレーボールクラブ
前田幸介
今日は、選手・指導者の育成として、ポジション固定に関しての
僕の考えや疑問に感じていることを皆さんにシェアしたいと思います。
よく選手からこんなことを聞きます
「前でブロックだけしてればでいいと言われています」
「スパイクとブロックだけだったので、レシーブができません」
「身長が小さいので、スパイクはやってきませんでした」
「中学では、ずっとリベロでした」
「3年間セッターをしてきました」
このように、「大きいから」「小さいから」「アタッカーはすでにいるから」という理由でポジションを1つに絞るというのは非常にもったいない。
もちろん、チームとして勝ちにこだわってやっていることなのかもしれないが、
これが勝ちに繋がるとは僕は思えない。
ポジション固定の落とし穴
選手には身体的な変化があり、技術・コミュニケーション・精神面の能力が向上する可能性が大きくある。
それに、小学校→中学校、中学校→高校とプレーする環境も変わることを指導者は考えて置かないといけない。
目先の勝ちにこだわることで、選手の可能性や将来のことがおろそかになっているように感じる。
僕としては、いろんなポジションを経験、練習しておくことが、いろんな場面での対応もできるようになると思うし、つなぎが良いチームであったり、ミスの少ないチームになると考えているので、これが勝ちに繋がると思っています。
選手も、「私、レセプションできないから任すね」では、特に高校では通用しなくなる。
高校に行くと、身長が大きい選手はたくさんいるし、ポテンシャルが高い選手が集まってきます。
その中で、「私はスパイクならできます」じゃ通用しないですよね。
ただ指導者にポジションを決められるだけではなく、
選手本人もやりたいポジションを伝えていいと思うし、今後を考え、他のポジションもやっておくことが大事で、指導者と会話をもっとしてほしいと思う。
指導者としては、選手の今後や選手とのコミュニケーションを大切にしてほしいと思う。
そんな環境が今必要とされていると感じます。
ポジションを一つに絞って、極めるということは、高校からでいい。
今のうちに、いろんなポジションを経験し、プレーできる幅を増やすことが必要です。
僕自身も、選手とのコミュニケーションであったり、
選手達の今後や将来を考えながら、環境作りを精一杯していきたいと思っています。
それでは今日はこの辺で。
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