合宿をきっかけに起きたチームの変化
2月も終盤。8月に始動したこのチームも、気づけば7ヶ月が過ぎようとしています。
ここ最近、チームはまさに「脱皮」の瞬間を迎えているように感じています。
なかなか結果が出ない。同じことを何度言われても、すぐには行動に繋がらない。
指導の現場では、そんなもどかしい時間が続くことも少なくありません。
正直に言えば、見過ごしてしまう方が楽なこともあります。
- 行動の遅さ
- コミュニケーション不足
- 気配りや思いやりに欠けたプレー
- 消極的な姿勢…
一つ一つに向き合い、いちいち指摘するのはエネルギーがいるし、時には「うるさい」「なんでこんなに言われるのか」と思われることもあるでしょう。
それでも私たち指導者が、あえて「言い続ける」道を選ぶのには理由があります。
昨年のチームから学んだ教訓
それは、昨年のチームから学んだ教訓です。
学年が上がってから、大会直前になってから、「本気でやろう」と覚悟を決めても間に合わないことがある。
最後の最後になって
- 「もっと早くやっておけばよかった」
- 「もっと挑戦しておけばよかった」
そんな後悔を、選手たちに二度とさせたくない。
変化を起こすこと、習慣を変えることには時間がかかります。
だからこそ、指導者は嫌われることを恐れず、選手たちの未来を信じて本気で向き合い続けています。
合宿がターニングポイントに
そんな思いの中で始まった、3日間の合宿。
この合宿は、チームにとって大きな転機になりました。
特に大きく変わったのが、2年生のキャプテンです。
これまで彼女は、自分のプレーがうまくいかない中で「どうチームを引っ張るべきか」を悩んでいる様子がありました。周りのメンバーのことを考えようとするほど、自分のプレーが空回りしてしまい、その迷いは表情や声のトーンにも表れていました。
しかし、この合宿を境に、その迷いが消えたように見えます。

キャプテンとしてのリーダーシップ。
声を出し続け、仲間を鼓舞し、大事な場面ではチームを引き締める。起きてはいけないミスが出たときには、躊躇なく厳しい言葉もかける。
一つ一つの言動に迷いがなくなり、「考えて止まる時間(フリーズする時間)」がなくなりました!
すると不思議なことに、プレーも変わってきました。余計な力が抜け、コートの中でもチームを引っ張る存在になっていったのです。
そして、その姿に感化されたのか、他の2年生たちの姿も少しずつ変わり始めました。
ワンプレーへの姿勢。チーム内での立ち振る舞い。声の出し方や、仲間への関わり方。
チーム全体の空気が、確実に変わってきています。
このチームがスタートしてから初めて、試合前に「良い練習」ができていると感じる時間が増えてきました。
もちろん、まだ完成したチームではありません。課題も、これから乗り越える壁もたくさんあります。
それでも、あの合宿で見せた「変わろうとする姿」は、確実に未来へ繋がっているはずです。
- 今この瞬間のワンプレー
- 小さな挑戦の積み重ね。
そのすべてが、未来の勝利へと繋がっています。
半年後の自分たちが、「あの時、変われたんだ」と胸を張って言えるように!
このチームの挑戦は、まだまだ続きます。
