石川県/バレーボールクラブ/バレーボールスクール/LEAD
メンタルコーチ 前田佳奈
もしもあなたがお子さんに対して、
- 集中力が続くようになってほしい
- 何かに一生懸命に取り組んでほしい
- 目標をもって挑戦することを学んでほしい
そう思っていましたら、今日のブログにきっとヒントがあると思いますので、ぜひ最後まで読んでほしいと思います。
私は小学生スクールを担当していますが、毎週のようにドラマがあり、子どもたちの頑張りや成長に、日々感動しています。
先日も、少し前から通っている小学1年生の男の子に、急に「向上心」が芽生えたある出来事がありました。
好奇心旺盛、自由な低学年
小学1年生というと、まだまだ子供で自由ですよね。
その男の子も毎回、ポケモンのぬいぐるみを持ってスクールにやってきます。笑
練習初めの挨拶でも、ポケモンのぬいぐるみを持って整列。
練習が始まって、「1人ボール1個もって並んで~」と言うと、ポケモンを持って並びます。笑
低学年の子はほんの数分で集中が切れてしまうので、次から次へとメニューを変えて、課題を与えます。
練習時間が60分を超えると、ちょうど20時過ぎる時間帯なので、ちょっと眠そうにしていたり、ミニゲーム中に座り込んでしまうこともあります。
そんな感じでも、私は一切怒らずに、やりたいようにさせています。
というか全ての行動がおもしろくて、可愛いな~って見てしまうんです。
まだまだ子供なので、仕方のないことだと思っています。
好奇心旺盛。お友達との会話や遊びも楽しそうだし、ちょっと虫が飛んでいたら、そっちに気がいきますもんね!
急に芽生えた「向上心」
先週の金曜日、それは突然起こりました!
ミニゲーム(2チームに分かれて試合形式)で、その男の子にサーブの順番がまわってきたのです。
ミニゲームっていっても、低学年の子たちは座り込んだり、「疲れた~」って言ったり、自作のダンスを踊ったり。笑
そんな感じなので、今までサーブは入ったことがないのですが、、、
なんと!サーブが入ったんです !
(アタックラインからなので、3メートルですが。笑)
そして、相手チームの子はまさか入ると思ってないので、なんとそのまま得点に!
「おぉーー!」「ナイスーー!」と、チームのみんなが集まりハイタッチ♪
その日の練習後、、、
いつもならすぐ帰る準備をするのに、何やらボールを持って、私の元にやってきました。
「・・・サーブ打つの?」
男の子は大きくうなずき、初めての自主練がスタート!
さっきはアタックラインから入ったからと、さらに2mくらい下がって練習をはじめた男の子。
打ってはボールを拾いに行き、また打っては拾いに行く。
5分経っても、まだまだ続く。10分経っても、まだ終わらない。
(パパはなかなか出てこない息子さんに、心配してたかもしれませんね!?)
入るまで帰るって言わない気がしたので「あと何回?」と尋ねると、
ん〜・・・と考えたその子は『あと8回』と指で合図。笑
3回くらいだと思っていたので驚く私。
できた!が子どものやる気スイッチ
子どものやる気スイッチって、たった1回の【できた!】なんですね。
きっかけひとつ、たとえ奇跡的にできたとしても、それが自信になるんです!
そして、周りのお友達が一緒になって喜んでくれて、それが向上心に繋がるんですね!
自主練では、サーブは入らなかったですが、満足した表情で帰っていく男の子を見て、なんだか感動してしまいました。
きっと帰りの車の中で、得意げに報告したことでしょう!
次の練習はどんな顔で来るのかな?
またポケモン片手に来るのかな!^^
これからの成長がとても楽しみです!
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