石川県/バレーボールスクール/バレーボールクラブ/LEAD
前田佳奈
「突き指なんて、ケガのうちに入らない!」
子どもの頃、よく言われたセリフ。
ジュニアバレーの練習中に初めて突き指した時、チームメイトのおばあちゃんがたまたま観に来てて、私にこう言いました。
引っ張っておけば治る!と。(ぜったい治らない。笑)
バレーだけじゃなくてバスケとかでもそうだと思うんですが、突き指って甘く見られがちです。
だけど・・・
私は小学生の時に接骨院の先生にこう言われました。
「突き指を放っておくと、将来、結婚指輪できないよ!」
小学生の私は衝撃を受けた。「えっ、なんで?」
「突き指を放っておいたら、指の第2関節が太くなるでしょ?そしたら指輪も大きくないと入らないよね?ってことは、はめたら『ぶかぶか』だよ!」
突き指はケガです!
大人になってから、指輪が似合わないことを気にしているバレー友達はたくさんいます。突き指したり、脱臼・骨折、その傷跡がしっかり残っているからです。
第2関節が太かったり、指が曲がっている状態だと、指輪はサイズに困りますよね。
私は小学1年からバレーをはじめて、突き指・脱臼・骨折、すべて経験してきましたが、接骨院の先生が脅してくれたおかげで(笑)
どんな突き指でもすぐに治療に行き、キレイに治していました。本当かウソかわからないけど、突き指は初期治療が大切だと先生が言ったので、痛いからではなく、「指が太くなる前に治療に行かなきゃ!」という気持ちで行っていました。
おかげさまで、私はとてもキレイな指をしています。(自分で言うwww)
初対面の人にバレーの話をすると、必ずと言っていいほど、私の指を見て「本当にバレーしてたの?」と言います。
ボールを使うスポーツをしていると、突き指は避けられないくらいリスクが高いです。
特にバレーは、強くてスピードのあるサーブを指であげたり、強いスパイクを「ブロック」をする時に突き指しやすい。
もしも突き指した時は、放っておかずにすぐに冷却!そして接骨院や整形外科を必ず受診しましょう!
子どものスポーツも「将来」を考えましょう
「スポーツにケガはつきもの」です。一生懸命やっていると、注意していてもケガをすることがあります。
私が子どもの頃は、ケガをしたら怒られていました。だから、痛いところがあっても隠すようになります。
女の子は、将来子どもを産みます。
激しいスポーツをしていて、生理不順やお腹周りのケガを放っておくと、将来子どもが産めない(できにくい)体質になってしまうかもしれません。
子どもは一生懸命やっていてそんなことわからないので、保護者のみなさんには「将来」を考えてほしいと思います。
監督ももしかすると、目先の勝敗しか見えてないかもしれないからです。
子どもたちには、心も体も健康に、スポーツを楽しんでほしいと思います!
それでは今日はこのへんで。