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前田幸介
最近、新型コロナの影響で、時短練習や大会の延期や中止が続いていますが、あなたはモチベーションを保てていますか?
- モチベーションが上がらない…
- 練習できないから、下手になるんじゃないかと不安
- もっともっと練習したい
このようなことで悩んでいませんか?
たしかに練習時間は減っていると思います。もしかしたら、何日も練習できていないのかもしれません。
それでも、今できることを見つけて何か行動するか、何もやらないかは自分次第です!
チーム目標や自分の目標を達成するために、もう一度モチベーションを上げましょう!
今日は、モチベーションを上げる方法と、こんな時でもライバルに差をつける方法をお伝えします。
自分の現状を知る
モチベーションを上げる方法として、一番簡単なのはあなた自身の技術力を上げることです。
技術が上がるということは、今までできなかったプレーができるようになったり、自分のプレーに自信を持てるようになっていきます。そうするとバレーボールが楽しくなりますし、もっと上手くなりたいという向上心が強くなります。
これはモチベーションが高い状態を作れているということです。
「幸介さん簡単に技術を上げるっていうけど、じゃどうすればいいの?」と思った人は多いのではないでしょうか。
技術を上げるために、一番効果が早いのは、自分がどんなフォームになっているのか、タイミングはあっているのか、動き方はあっているのかなど、まず自分の現状を把握することです。
自分の現状を把握し、改善点を見つけ、修正するという流れができてくると技術の成長スピードは格段に上がります。
とは言うものの、よく耳にする意見としては「でも実際に自分がどんなフォームになっているのか、何が悪くて、何がいいのかわかりません」ということをよく聞きます。
それは実際にプレーしている時に、自分自身を見ることはできないからです。
ですので、僕の個別レッスンでは、練習中に保護者の方に動画を撮ってもらい、何度も動画を確認しながら、意識するポイントやアドバイスをしていきます。
本人も自分のプレーだけをアップにした動画を見ると「えっ!こんなんになっとるんやー」とびっくりする選手もいますが、でもこの選手は1時間の個別レッスンでコツを掴み帰って行きます。
それだけ自分のプレーをみることで、改善点がはっきりわかってくるので、意識して効率よく練習ができるということです。
中学生であれば、学校に携帯を使用してはダメ!と言われると思います。
そのような時は、練習中に仲間に見てもらうことをおすすめします。
仲間には「今ここ意識してみるし、どうなっとるか見とって」とお願いをし、結果を教えてもらい、意識して少しづつ改善を行ってみてください。
スクール生の中では、休日に家の前の駐車場で、親子での練習動画を送ってくださる方もいます。このようなやり方で自分のフォームの確認であったりなど自分を知ることもできます。
あとは、その改善点に向かって練習で毎回意識することができるか、大袈裟に変えてみることができるかが上達スピードに関わります。
目指している選手とあなたの比較
次にあなたがいつもお手本としている選手のプレーと自分のプレーを比較してみてください。
自分の現状を知り、目指している人とのプレーを比較しながら、お手本となる動きやボールタッチなどを真似てみることで、あなたのプレーは必ず上達していきます。
気をつけることとしては、一度に全てのプレーを真似るのではなく、段階を追って真似ることをお勧めします。
例えば、レシーブのフォームをいきなり全部真似るのではなく、
- どのように構えているのか
- どのようなステップを踏んでいるのか
- ボールまでの動き方や手の出し方
など、細かいことを言えばまだまだありますが、このように一つ一つやっていくことで、あなたの動きとして体に馴染んでいきます。
それと、うまくいかなくなった時に、「もう一度構えから意識しよう」など、戻る場所を作ることができます。
僕は、自分の現状把握から好きな選手のプレーを段階的に分けて真似ることで、格段に成長スピードを上げることに成功しましたし、スクール生、個別レッスンを受けた選手も上達が早いです。
今、練習できないことが多かったり、大会の延期等がある中で、どれだけ効率のいい練習ができるかが、成長する選手とそうでない選手の分かれ道となると僕は思います。
今のこのような状況だからこそ、いろんなことに挑戦し、上手くなった自分を想像し、挑戦してほしいと思います。
そうすれば、あなたの悩みに対しての解決やモチベーションUPにも必ず繋がってきます。
僕は、挑戦を楽しみ、常に向上心をもった選手を心から応援していますし、そうでない選手の手助けをしたいと日々考えています。
それでは今日はこのへんで。