石川県/バレーボールクラブ/バレーボールスクール/LEAD
メンタルコーチ 前田佳奈
新型コロナウイルスがやってきて、もう2年が経とうとしています。
思えば2年前…「2020!オリンピックイヤーだ!よーし!やったるでー!」と新年を迎え、希望に胸を膨らませていたところに、
緊急事態宣言。全国一斉休校。
不要不急、三密、ソーシャルディスタンス、クラスター、テレワーク、、、
今まで使うことのなかった言葉が飛び交うようになり、まるで海外ドラマの世界にいるかのように、人類マスク生活がはじまりましたよね。。。
この2年で、私たちの生活(人生)は大きく変わりましたね。時代や社会の流れ、ルールなんかも、大きく変わった(早まった?)と感じます。
こうなった以上、2年前の生活に戻ることはもうないでしょう。
さて、ここからが本題ですが、
子ども達にとっても、学校や部活動の状況が変化しているなかで、2022年はどんな目標を立て、どんなモチベーションで、どんなことにトライすれば良いのでしょうか?
私なりに考えてみましたので、参考にしていただければと思います。
限られた練習時間で成果を出す工夫が必要!
コロナで何が変わったかというと、一番は「練習時間が減った」ことですね。
活動自粛や体育館が使えないこともありますし、活動できたとしても1日2~3時間の練習になりました。
どのチームも、練習試合や合宿も減っていると思います。
私たちLEADは「中学生には、限られた時間で最大限の成果を出す力を身につけてほしい!」という思いがあるので、もともと長時間の練習はしていません。社会人になった時に、一番大事といってもいいほど重要なスキルだからです。
スクールは基本2時間。コロナで1時間練習のときもありましたが、それでも工夫次第(意識次第)でちゃんとプレーは上達していきましたし、それを言い訳にする子はいませんでしたね!
短い練習時間で、いかに最大の成果をあげるか。
今の自分の課題は何か。練習をどんな意図・意識で行うのか。
この練習は、自分の課題解決にどのくらい役立っているか。もっと効率の良い練習はないか。
そんなことを指導者だけでなく、選手自ら考えて練習する必要があります。
今後成果を出すチームというのは、そういうことができるチームでしょうね!
2022年は自分の得意分野で勝負しよう!
さきほどの話、中学生には少し難しいでしょうか?(指導者のスキルがより評価されるかな?)
何が課題で、どうしてうまくいかないのか、どうすればいいのか、がわからないですからね。
なので、すごく簡単に言います。
2022年は、自分の得意なプレーを磨き、さらに伸ばしていきましょう!
自分の長所(強み)に気づき、それを伸ばすことができれば、やりがいを感じ「もっと良くなろう」と思えます。
そして何より「楽しい」と思えるので身体もあまり疲れません。気づかぬうちに短所がも良くなることさえあります!
時代は変わりました。
- 苦手なプレーを克服することに、じっくりじっくり時間をかける
- 一度挫折を味わい、そこから根性で這い上がる
- 嫌なことがあっても、我慢してバレーを続ける
そんな昭和のバレーは、今の子どもたち(時代)には向いていないと思います。
ぜひ、自分の武器(強み)を見つけて、それをさらに磨く努力をしてみてください!
「もっと良くするにはどうすれば?」を考えて行動することができれば、今後なにか壁にぶつかった時にも「乗り越えるにはどうすれば?」を考えることができるはずです!
それでは今日はこのへんで。