石川県/LEAD/バレーボール
スポーツメンタルコーチの前田佳奈です！
「佳奈さん。緊張しない方法ってありますか？」
壮行式等で全校生徒の前に立った時、スピーチの内容をど忘れした。
テストで緊張して、簡単なミスを連発した。
試合で緊張して、半分の力も出せずに終わった。
そんな報告をくれる子が必ず聞いてくるのが、この質問です＾＾
そして、「佳奈さんって緊張するんですか？」と聞かれますが、
私だって、緊張します！笑
昨日、金沢地区高等学校PTA連合会の春季総会にて、
指導者研修会の講師を務めました。
参加者は、各高校の校長先生や副校長、PTA担当の先生、PTA会長・副会長。
私の心は、ガクブルでした( ；ﾟДﾟ)))
だって、、、
教育のプロフェッショナルな先生方と、
子育てのプロフェッショナルな保護者の皆さんの前で、話すのです！
本番が近づくにつれて、不安が増していきました。
恐れは「恐れ」以外の何者でもない！
GWが終わった頃、私はあることに気づきました。
- 失敗したらどうしよう･･･
- うまく話せるだろうか･･･
- 内容は大丈夫か･･･
ふとした時に、そんなことを考えていたんです。
あえて言いますが、これは「不安」や「恐れ」です！
結婚式が近づくにつれて、「本当に結婚していいの？」と不安になったり、
大事な試合が近づくにつれて、急に自信をなくしたり、ケガや病気をしたり。
楽しみにしていた遠足や旅行前に、子どもが熱を出すのも同じ。
要するに、新しいことへの挑戦や環境の変化に対して、
不安を感じてしまうんですね。
恐れや不安は『あって当然！」
恐れは『恐れ』以外の何者でもない！
私はこの言葉を自分に言い聞かせて、
- 成功したイメージを作り、
- うまく話そうとするのを止め、
- 内容は、相手がどう感じるかではなく、自分が信じていることをお伝えしよう
と決めました。
そうすると、気持ちはとても軽くなりました！
しかし・・・、緊急事態発生！
私はこうして乗り越えた！緊張を味方につける方法
本番３日前。
急に声が出なくなりました(￣□￣;)!!
おまけに鼻水が止まりません。
風邪か？と思い、すぐ医者に行きましたが、
身体は全くだるくなく、どうも急性の鼻炎？からの喉が炎症？
まぁ、何にしても、とにかく治さなきゃ！
薬を飲み、のど飴をなめて、うがいをして。
首に炒めた塩を巻いて。（母が効くと言うので。笑）
とにかく、できることはひたすら試しました。
病気やケガの全てが、メンタルからきているわけではないですが、
意識的には注意してても、無意識のうちにこうなることってあるんです。
それは、人がもつ「恒常性（ホメオスタシス）」という機能が関係しています。
- 気温が変わっても、体温を一定に保とうとする
- ケガをしたら、傷口をふさごうとする
- 飢餓状態になったら、基礎代謝を控えて餓死から逃れようとする
つまり、現状を維持して命を守ろうとする機能です！
緊張や不安、ストレスによって、自律神経が乱れ、免疫力が落ちると、
ホメオスタシスも乱れていくんですね。
私もそうかもしれないな？と思ってから、
完全に治すことよりも、この状態を味方につけることに意識を向けました。
私が行ったのは３つです！
- 目の前の「１人の心」に届けるイメージで話そう
- 一言一言ゆっくり丁寧に話そう
- ベストを尽くして、楽しもう！
本番中も、喉（声）がいつまで持つのかという不安はありましたが、
ベストを尽くすことができました！
それどころか、
以前、他の講演でお世話になった方から
「前よりも聞きやすくて、内容もすーっと心に入ってきました！」
と言っていただけました＾＾
不安や緊張はあって当然！
それを受け入れたうえで、成功のイメージを作り、自分のベストを意識すること！
そして、楽しむこと！
これが、不安や緊張を味方につけることだと、身をもって実感しました＾＾
（私のメンタルはかなり強化されました！笑）
今回ご依頼をいただきました、金沢地区高等学校PTA連合会様、会長様、
貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。
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