石川県/バレーボールスクール/LEAD
メンタルコーチ 前田佳奈
好奇心旺盛な子どもたち。
練習中も自由にしゃべったり、集中できなかったり、違うところを見ていたり。
かと思えば、急に勝負モードになったり。笑
大人の思い通りになんて、いくはずがありません!
「ちょっと聞いて~!」
と大声で叫んでも、なかなか話を聞いてくれない。
こんな時、ガツン!と怒って、恐いコーチキャラを作るのは簡単ですが、
それだと自由な発想や自由なチャレンジができなくなってしまいます。
「怒られないように…」と大人の顔色をうかがっていては、
純粋にスポーツを楽しめないですからね。
小学生スクールのコーチを務めて一年以上が経ちましたが、
私はいまだに一度も怒ったことがありません!
(怒りたくなった時はあります。笑)
それは私が、子どもたちの気を一瞬にして引く方法を知っているからです!^^
効果的な言葉のかけ方が3つありますので、ぜひメモしてくださいね!
①わざと小さい声で話す
これは何気に効果バツグン!
真剣な顔で、一人ひとりの目をちゃんと見て、
「今から大事なことを言うよ…」
と小さな声でゆっくり話します。
すると、ワイワイしゃべっていても、ピタリと止まって耳を傾けてくれます。
聞き逃しちゃいけないと思わせるんです。
そもそも大事な話って、大声&早口で言わないですよね?
急に小さい声で話すと、本当に聞き逃してしまうので、
「今から大事な話をする」という前置きを忘れずに!
②『一回しか言わないよ?』
これは①の方法と組み合わせて使ってもOK。
「1回しか言わないよ?」
これ、毎週のように言っている気がします。
(結局、何回も言ってる。笑)
「1回しか言わない」と言うと、やはり聞き逃しちゃいけないと思うみたい。
なかには「ちょっと!ちゃんと聞くよ!」と周りに注意する子もでてきます。
③クイズ形式にする
私の指導法はほぼコレ。
「問題です!ジャジャン♪」
そう言って、みんなに聞いていきます。
- 時間があるチャンスボールはどうやって取ったらいいと思う?
- 2人の間にきたボールはどっちが取ったらいいと思う?
- 前に落ちそうな低いボールはどうやったら上に高く上がるかな?
そうすると「ハイ!はーい!」と手があがり、
低学年だろうが高学年だろうが、ナイスアイディアがたくさんでてきます!
そして、
考える力も育まれる
この時、注意しなきゃいけないのは
もし質問の意図とちがう回答をしても、決して否定しないこと。
みんなの前で勇気をだして発言したのに、間違えて、恥ずかしい思いをした…
この経験は、傷となって残ります。
質問の意図と違っても、
「なるほどね!」と、ちゃんと受け止めてあげてから、
一番ベストな方法を教えてあげましょう。
まずは試してみて!
最後にもう一度まとめますね!
- わざと小さな声でゆっくり話す
- 「一回しか言わないから、ちゃんと聞いてね?」と言う
- クイズ(質問)をだして答えさせる
なかなか話を聞いてくれない時、大事なことを伝えたい時、
イライラして怒る前に、
ぜひ、この方法を試してみてくださいね!^^
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