石川県/LEAD/バレーボールスクール/バレーボールクラブ
前田幸介
LEADのバレーボールスクールでは、大切にしていることが3つあります。
そのうちの一つが、
ポジションを固定することなく、選手全員が同じメニューを行う
ということです。
つまり、セッターやリベロもレセプションやスパイク、トスなど全ての練習をします。
なぜなら、リベロでもトスを上げることはたくさんあるし、
ミドルブロッカーだってレセプションができれば、チームの守備力もあがるからです。
また、身長が小さいからセッターやリベロに固定するではなく、
今後身長が伸びるかもしれないし、ジャプ力が伸びるかもしれないという、
常に先のことを考えて、ポジションを固定せずにいろんなことに挑戦できるようにしています。
つまり、いろんなポジションでプレーができる
オールラウンダーなプレーヤーを目指せる環境を提供しています。
オールラウンドプレーヤーとは?
オールラウンドプレーヤーとは
「スポーツで、攻撃、守備のすべての技術に優れた選手。
また、一般に、何でもこなす多才な人。万能選手」
このような選手がたくさんいるチームはそれは強いですよね。
代表選手でオールラウンドプレーヤーといえば、
「石川祐希選手」が1番にでてくるのではないでしょうか。
レセプションができ、多彩な種類のスパイクが打て、ブロックポイントもとれる、そしてトスもあげれるという、なんでもこなせる万能な選手。
そんな石川選手も初めからできたわけではなく、すごい努力があったと思うし、たくさんのチャレンジと失敗の繰り返しがあったと思います。
ポジションを固定しない
「チームで一番背が高いから、センターしかしたことがない」
「ブロックだけに集中すればいいと言われている」
「背が低いのでスパイク練習はしたことがない。いつも球拾いをしています」
これらは、監督やチーム内で「ポジションを固定されている選手」と、自分で「ポジションを限定している選手」がよく言っていることです。
確かに、1つのことを極めるという点では、ポジションやプレーを固定することはいいのかもしれませんが、
それとは逆に他のプレーは上達しないですし、仲間の苦労も知ることができません。
ポジションを固定せず、いろいろなポジションを経験していれば、次の人がどのようなボールが欲しいのか、どのようなトスが欲しいのかが自然と分かるようになります。
そうすれば、コミュニケーションも増えてきますし、チームワークもさらによくなります。
また、次のカテゴリに上がった時に(高校生になった時に)
- もし、身長が伸びて、スパイクを打ってみろと言われたら?
- もし、チームにセッターがいなくて、セッターをやれと言われたら?
- もし、スパイカーがたくさんいて、総合力を求められたら?
ポジションを固定していると、上記のようなことが起きた時に、プレーヤーとして通用しなくなってしまいます。
「小さいからリベロしかできない」それは間違っています。
小さくても、ブロックを利用すればスパイクを決めることはできるし、そうした練習していれば、例えば身長が伸びたときに、
「豪快なスパイク」+「ブロックを利用することもできる」
そうした武器を身につけているはずです。
未来に可能性がまだまだあるのに、早くにポジションを固定するのはもったいない。
もし、あなたが、オールラウンダーなプレーヤーを目指したいのであれば、
目先のプレーの成功や勝敗に左右されず、いろんなポジションを経験し、
挑戦と失敗を繰り返すことが大切だということです。
最初にも言いましたが、LEADでは、一つのポジションに固定ということは一切しません。
ポジション固定をせずに、皆がいろんなポジションを経験し、いろんなプレーを真剣に取り組むからこそ、仲間の苦しみを知ることができるし、オールラウンダーなプレーヤーがうまれます。
スクール生の中でもオールラウンダーな選手が少しずつでてきているので、
ゲーム練習をしても、とにかくラリーが繋がるようになってきましたし、
- サイドもミドルもできる選手
- スパイクもトスもできる選手
- 守備が上手いスパイカー
が増えることで、
フォーメーションのバリエーションも増え、ミスも少なくなってきました。
これからも、選手自身が成長を楽しみ、いろんなポジションを経験し、オールラウンダーな選手になれるようサポートしていきますし、チャレンジできる環境を作っていきたいと思っています。
それでは。
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