石川県/LEAD/バレーボールスクール/バレーボールクラブ
前田幸介
あなたはラリー中、ラストボールを必死に返したのに
- 相手にチャンスボールを返してどうするんだ!
- 相手が嫌がる所に返せ!
- 攻撃にしろよ!
というようなことを言われたことはありませんか?
そして、返事では「はい!」と言っていますが、
- 実際どこに返していいかわからない
- 相手が嫌がる所??
- こんなこと恥ずかしくて聞けない…
といった悩みを持っていませんか?
この悩み、実はあなただけではなく、理解していない選手がたくさんいます。
今日は、相手が嫌がるラストボールの返す位置をいくつかご紹介します!
セッターが嫌がる場所へ
まずは一つ目。
セッターをしたことがある選手は、すでに感じているかもしれないが、ラストボールをライト側へ返されると、トスがあげにくい感覚があります。
なぜかというと、セッターはレフト方向に体を向けてセットアップするので、ラストボールをライト側に返すと、斜め後ろからボールが返ってくるので、以下のようなことが出てきます。
- ボールの下に入りにくい
- レフト方向が視界に入りにくいので、方向感覚がズレる
- クイックや時間差(上げやすい場所)に偏る傾向になる
これが相手のミスを誘うことになってきますし、ブロックを絞ったりなどトータルディフェンスがしやすくなってきます。
自チームのラストボールがやっと返せる状態であれば、無理せずライト側の返せる範囲のところでいいと思いますが、2段トスが乱れて打てない時や、狙える時はライト側の前に返すとセッターはものすごく嫌がります。
スパイカーの枚数を減らせ
次はスパイカーの前に落として、攻撃枚数を減らすことです。
これは、高校生レベルになってくるとそこまで通用しなくなりますが、小・中学生には効果的です。
相手のエースを打たしたくないのであれば、エースの前に落とし、膝をつかせたり、フライングさせることができれば、攻撃枚数を減らすことができます。
欲を言えば、ライトとセンターの間の前だったり、レフトとセンターの間の前に落とすと、必ず崩れてくれます。
ただし、何度も言いますが、高校生レベルになってくるとそこまで通用しないので、高校生は注意してください。
角は返球率が下がる
最後は、後ろの角側(コーナー)を狙うことで、相手の返球率を下げることができます。
バレーボールは、チャンスとわかった時点で、
「チャンスー!」といって、基本体型であるWの形になります。
そうなれば、左右の角が穴になってきます。
左右の角のボールを返すとなると、体はセッターに向けることが難しく、腕でコントロールすることが多くなってきますので、返球にバラつきが生じます。
特に、女子の場合、オーバーでボールを飛ばすことが難しいため、アンダーでの対応が増えます。
これだけでも、相手を崩すことができ、立派な攻撃と言えます!
相手チームが嫌な攻撃や場所はどこかを考えてプレーすることは、勝つ上で重要になってきます。
相手が嫌がる攻撃がわからない人は、まずは自分(チーム)がされて嫌な攻撃をしてみてください!
ミスを恐れず、常に一つ一つのプレーに意図を持ちましょう。
その先には、必ず成長があります!
それでは今日はこのへんで!!
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