石川県/LEAD/バレーボール
スポーツメンタルコーチの前田佳奈です!
今日も、試合で最高のパフォーマンスを発揮するためのメンタルについて書いていきます!
あなたは、試合で勝つために、メンタル面で一番大切なことは何だと思いますか?
試合で強い人(チーム)のメンタルって、何が優れているんでしょうか?
どんな場面でも強気で攻める人?
最後まで集中している人?
緊張をコントロールできる人?
もちろんこの3つも、勝つためには大切な要素ですが、
私がメンタルコーチとして選手と関わる中で、これだ!と思うものがあるのでお伝えしますね^^
強いチームは〇〇が早い!
強いチームというのは、試合の展開がどうであれ、最終的に勝つチームです。
- 序盤に5点リードされていても中盤には追いつき、終わってみれば5点差以上つけて勝つチーム
- 序盤にリードして、何度か追いつかれながらも勝つチーム
- 20点以降にミスが少なく、勝つチーム
そのほかにも、
- 相手にマッチポイントをとられてから逆転勝ちするチーム
- ストレート勝ちするチーム
- 1セット先取された後、2.3セットをとって勝つチーム
こういったチームからは、やはり強さを感じます。
しかし、個々の能力を見ると、負けたチームの方が優れていると感じることがあるのです。
なぜ能力的に優れているチームが負けるのでしょうか?
逆に、個々の能力では劣っているチームが、なぜ試合で勝てるのでしょうか?
私も、ヘッドコーチの幸介さんも、様々なカテゴリーの試合を観て研究しています。
客観的に見ることで、気づくことが多いのですが、
小中高校生の試合を観ていて思うのは、
「強いチームは切り替えが早い!」
ということです。
思わず、「あの子メンタル強いなぁ~」と関心する選手に共通しているのは、
とにかく切り替えが早いこと!
ミスをしても、表情一つ変えず、仲間に声をかける。
ミスを引きずる様子が全く感じられないのです!
「しゃーない!次、次!」と言って(笑)
ボールが床に落ちた瞬間から、もう次のプレーに集中している。
冷静に考えると、そうですよね!
バレーボールは、どんな素晴らしいスパイクを決めても「1点」イージーミスも「1点」です。
そして、2点差つけて勝つまでは、勝敗は決まりません。
それなのに、1点のミスを引きずって自滅するチームはとても多いです。
試合中に、過去のプレーの反省をしている暇なんてありません!
試合が終わるまで、「このセット、いける!」「もう、ダメかも・・・」と試合の結果予想をしてもいけません!
試合ですべきことは、今と次のプレーに集中すること!ただそれだけなのです。
あとは、日頃の成果が「全て」発揮されます。
だからこそ、「切り替え」が大切なのです。
これは、相手にリードされている時だけの話ではありません。
昨年、LEADのU-14女子チームで大会に出場し、
個々の身体能力・スキルでは、敵わないようなチームに何度か勝つことがありました。
そこで選手同士で試合中に一番多く言っていた言葉が「切り替えよう!」でした。
相手にリードされている場面だけでなく、1セットを先取した時も、
「次のセットに切り替えよう!もう一回、集中しよう!」
と声をかけ合っていました。
普通だったら、「この調子でいこう!」と声をかけ合うチームが多いと思います。
ですが、相手だって必死です。能力もスキルも高いのです。
同じ展開になるわけがありません!
“勝ちも負けも、引きずらない!”
このスタンスで戦った結果、勝ち進むことができました!
相手にリードされている展開で、ベンチスタッフが、「おい!まだ試合は終わってないぞ!」と選手を鼓舞していることがありますが、そこから逆転勝ちするチームを、私は見たことがありません。
なぜなら、試合中にコーチが「負ける予想」をしているからです。
選手同士で言っている場合もありますが、選手の表情からは「焦り」や「不安」しか感じられません。
もう一度、言います!
- 試合の反省は、試合が終わってからしよう!
(試合中に、過去のプレーの反省はしない!)- 試合中は「今」と「次のプレー」に集中しよう!
(試合中に、試合の結果予想はしない!)
試合では、何が起こるかわかりません!
勝敗なんて、誰にもコントロールできないのです!^^
ぜひ、この2つを意識して、あきらめずに頑張ってくださいね!
それでは。
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