石川県/LEAD/バレーボールスクール/バレーボールクラブ
前田幸介
お子さんが、なかなか自分の成長が感じられず、練習が嫌になっていたり、やる気をなくしていることがありませんか?
- プレーが上手くいかず楽しくない
- 新しいことに挑戦するのを恐れている
- できたり、できなかったり、プレーが安定しない
このような悩みはみんなが経験することですが、こうした状況から自分で抜け出すことができる「成長していく選手」と、ここで成長が止まってしまう選手(投げ出してしまう選手)に分かれます。
このような悩みから抜け出す解決策は「小さな成功体験を積み重ねる」ことです。
『成功体験』が自信になる
『成功体験』を簡単に説明すると、
- 成功:「目標を達成すること」「やりたいことが上手くできた」
- 体験:「自分で実際にやってみること」
この2つを組み合わせたのが成功体験=「目標を立てて、実際にやってみたら、うまくできた」となります。
そして、この成功体験が「自信」です!
自信をつけるためには、なにも大きな目標を立てて大成功を収める必要はありません。
まずは小さな目標を設定し、一つずつクリア(達成)していくことで自信となり、
- 苦手なことにも挑戦できるようになる
- 次の目標達成に向けてのモチベーションが高まる
- 楽しくてたまらない!もっとやりたい!
そして、最終目標に向けて「自分ならできる!乗り越えられる!」と思えるようになるのです。
僕がもったいないと思うのは、最初から大きな目標に挑戦しようとして、うまくいかずに嫌になっていく子です。
「最初からできる人はいないよ?」そんな励ましは、こういう子にはあまり通用しません。
うまくいかない自分に対して、やはり自信を失くしてしまいます。
失敗をくり返すと、プレーに苦手意識がついてしまい、消極的に・・・
こうなってしまうと、モチベーションも下がりますし、成功からは遠ざかってしまいます。
まずは小さな目標(スモールステップ)を設定し、成功体験を重ねていくことが大事です!
「できた!クリア!」を積み重ねると自信がつくので、うまくいかない時も挑戦できるようになるでしょう。
自信は「練習以外」でもつけることができる
成功体験を積み重ねることは、チームの練習時間内にやるのは少し難しいかもしれません。
なぜなら、バレーは個人競技ではなくチーム競技なので、練習メニューが「個人の成長」を考えて組まれていない場合が多いからです。
そこで、練習前後や家に帰ってからの「自主練の時間」をうまく使って成功体験を積み重ねることが大切です。
例えば、
- 練習前に、自主トレーニングを3セット行う
- 練習後に、毎日10分、コースを狙ってサーブを打つ
- 夕食後に、YouTubeなどで上手な選手のプレーを観る
- 寝る前に、毎日10分、ストレッチを行う
このように、自分で決めた目標をちゃんと続けていくことで、自信をつけることができます。
※このとき、数字目標を決めるのがコツ!(●回、●分、●セットなど)
「今日もできた!」
「疲れていたけど、今日もやり遂げた!」
「今日は5分多く頑張ろう!」
練習以外の時間でつみあげた自信であっても、必ず練習や試合で生きてきます。
もしもお子さんが、やる気をや自信をなくしている時は、小さな目標になっているかチェックしてあげてください。
そして、小さな「できた!」を積み重ねて、自信に変えていきましょう!
それでは今日はこのへんで。
なぜ、家でゲームばかり…学校でも控えめだった子が「中学生の練習にも参加したい!」と積極的になったのか?
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