石川県/LEAD/バレーボール
スポーツメンタルコーチの前田佳奈です。
練習や試合などで「失敗したくない」という感情は、誰にでもあると思います。
- ミスをしたらどうしよう・・・
- 自分のせいで周りに迷惑をかけるかもしれない・・・
- どうせ自分にはできるはずがない・・・
このような失敗を恐れる気持ちは、私たちの脳や身体に影響を与え、
かえって失敗を生む原因にもなりかねません!
失敗したくない < 勝ちたい
先日、月に一度のメンタルトレーニングを行った際、
参加したスクール生全員が「メンタルを強くしたい」と言いました。
そこで、「なぜ、メンタルを強くしたいの?」と聞くと、
「競った場面、試合の勝敗を決める大事な場面で、強気なプレーがしたい!」
と言います。
きっと、ほかのスクール生に聞いても、同じ答えが返ってくるでしょう。
しかし、実際そういう場面が来たときに、
強気なプレーができる子と、できない子がいます。
その両者の違いは何なのか?と考えてみると、実はすごくシンプルで、
失敗を恐れる気持ちがあっても、
やるか、やらないか。
メンタルの強い選手とは、失敗を恐れる気持ちが「ない」のではなく、
「失敗を恐れる気持ちを抱えていても、前進できる」選手のことをいうのです。
そして、そんなメンタルの強い選手に共通していることは、
失敗したくない気持ちよりも、
「勝ちたい気持ち」が強いことです!
失敗=「悪」なのか?
そうは言っても、やっぱり失敗が恐いという人はたくさんいると思います。
そんな人にぜひ考えてみてほしいのが、「失敗」に対する『思い込み』についてです。
バスケットボール界の“神様”とも言われた、
アメリカの元バスケットボール選手 マイケル・ジョーダンはこう言っています。
私はバスケットボール選手になってから9000回以上のシュートを失敗した。
300回も試合に負けた。
試合の勝敗の決め手となるシュートを26回も外した。
人生で何度も何度も繰り返し失敗してきた。だからこそ、今の成功がある。
また、偉大な発明家 トーマス・エジソンはこう言っています。
わたしは今までに一度も失敗をしたことがない。
電球が光らないという発見を、今まで二万回したのだ。
私たち、特に日本人は、
失敗が「悪いこと」だと思い込んでいますが、決してそうではありません。
失敗をするから、いろんな学びがありますし、
その経験が「スキル」となります!
バレーボールで考えても、
いろんな試合で数々の失敗を重ねてきた選手だからこそ、
- 「次はどうすべきか」を考え、練習内容を改善できる。
- 試合で「今、どんな場面なのか」の状況判断ができる。
- 前の試合では、ミスを恐れて弱気なプレーをしたことを後悔したから、
今回は「ミスしてもいいから、最後まで攻めるぞ!」と強気なプレーができる。
失敗したおかげで、
試合で結果を出せるようになり、
メンタルが鍛えられるのです。
恐れの正体とは?
私は、ジェットコースターが苦手です!
ものすごく恐いのです!!
今までの人生で、数回しか乗ったことがありませんが、
その時の状況を振り返ると、
- 友達に乗ろうと言われ、断れなかった
- 彼氏(今の旦那)から乗ろうと言われ、断れなかった
よく考えると、どちらも、私が乗りたかったわけではありません!笑
「よし!乗るぞ!」と覚悟を決めたものの、
並んで順番が来るのを待っている時間は、拷問を受けているようでした!
心臓はバクバク、表情はこわばり、話の内容は入ってこず。
呼吸は乱れ、手汗、何度もトイレに行く・・・
何度も何度も止めようとして、「大丈夫だ」と笑顔で言われる(笑)
そうしているうちに順番が来て、気がついたら座るよう誘導され、
「ちょっと待って!」という隙もなく、GO!
・・・あ、死んだ。(笑)
しかし、終わってみての感想は、いつもこう。
実際にジェットコースターに乗っている時間より、
待っている時間のほうが恐かった。
結局、恐れの正体って、「わからない」ことかもしれません!笑
やる前は恐くても、やってみると楽しかったり、
「なんであの時、あんなにビビっていたんだろう?」と思えることもありますよね!
“今回これを乗り越えたんだから、ちょっとのことではヘコたれないぞ!”
と自信になるかもしれません!
今日のタイトルにある、
「失敗を恐れる気持ちに勝つ方法」を一つあげるとしたら、、、
まず、やってみることです!!
それでは、このへんで^^
PS.
もし今後、ジェットコースターに乗る機会があるとしたら、
自分で望んで決めたときだと思います!
「断れないから乗る」というのは、今の私にはないだろうな~(笑)
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