石川県/バレーボールスクール/LEAD/スポーツメンタルコーチ
前田佳奈
9月23日・24日に、
「第13回 岐阜ヤングクラブバレーボール男女選手権大会」に出場させていただきました!
簡単に結果からお伝えすると、
予選グループを1位通過し、決勝トーナメントを勝ち上がり、全43チーム中ベスト8!
ですが、成績うんぬんよりも今日ここでお伝えしたいのは、
今回出場したメンバーは全員、自他共に認める「人見知り」「内気」「自分からコミュニケーションをとるのが苦手」な性格。。。
そんなメンバーが集まって、どうやってベスト8にまでいけたのか?
そのあたりをお伝えしたいと思います^^
笑顔とガッツポーズが苦手な子供達…
今回出場したメンバーのほとんどが中学部活にも所属していた(している)メンバーですが、
13人中1人をのぞいて、県大会ベスト16以下のチームの選手。
そして全員が、自分に自信がない子、内気な性格な子、内弁慶な子。
「私はコミュニケーションが苦手」だと思っている子たちです。
練習中も、声があまり出ないどころか、笑顔も会話も少ないのが特徴で。。。
いいプレーがあっても『控えめに喜ぶ』ので、あまり勢いには乗れず…
誰かがミスをしても声をかけなかったり、ミスが伝染したり…
そんな選手達を見かねて、コーチの幸介さんは、
「もっとコミュニケーションを大切にしよう!」
「みんなで声をかけ合うから、バレーが楽しくなるんだよ!」
と声をかけてきました。
私は「コミュニケーション」をさらに細かく指示。
口角を上げて笑顔で!
ガッツポーズは頭よりも高く!
ワンプレーごとにお互いの顔を見よう!
ハイタッチやボディタッチを多くしよう!
そうすると、少しずつチームの雰囲気も良くなり、自然とボールも繋がるようになっていきました!
コミュニケーションで掴んだ勝利!
大会では、私もコーチとしてベンチ入りし、試合中も選手に声をかけることができました。
幸介さんはよく話してますが、学生バレーの試合でベンチスタッフができることと言えば、
「選手の気持ちを乗せること」のほかに、あまりないのです。
選手の采配やタイムアウトのタイミングなどは、あくまで結果論。
結局のところ、プレーをするのは選手ですし、試合でできることは練習でやってきたことです。
大会に向かう道中、
「県外大会なんて初めてだから緊張する・・・」と不安そうに話していた子供達。
初戦の序盤は田舎者オーラを出しまくって「引きつった表情」から試合が始まりました(笑)
まぁ、ここまでは私も想定内!
今やることって何だっけ?
何を意識してプレーするんだっけ?
笑顔でいこう!楽しもう!
そうした確認をしながら、少しずつ自分たちのバレーができるようになっていきました。
決勝トーナメントは「負けたら終わり」という緊張感での戦い。
きっと、コートに立つのもボールに触るのも、ドキドキしたメンバーもいたと思いますが、
とにかく笑顔!コミュニケーション!会話を大切に!
お互いの顔を見て、ハイタッチして、たくさん喋っていこう!
そうして接戦を勝ち切ることができ、ベスト8まで勝ち上がることができたと思います。
連続失点は、ベスト4をかけた戦い以外はなかったのが、今回良かったところです!
『うちの子、こんなに笑うんですね!』
ある選手のお母さんが撮ってくださった写真がとっても素敵なので、一部ご紹介!
もう一度言いますが、
笑顔が苦手で、人見知りで、コミュニケーションが苦手だった子達です!
とっても素敵な笑顔ですよね!
試合を見ていた保護者の方も、
「こんなに笑顔でバレーしている娘を初めて観た!本当にありがとう!!」
と、とても喜んでいました^^
バレーボールは最高の「コミュニケーションツール」です!!!
お子さんのコミュニケーション能力を高めたい方は、ぜひバレーボールをオススメします!^^
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