石川県/LEAD/バレーボール
スポーツメンタルコーチの前田佳奈です。
先日のスクールで、
1人の生徒が体育館に入ってきた瞬間、
いつもと違うことに気づきました。
髪を切ったとか見た目の変化ではなくて、
表情がどこか暗い感じ。。。
コーチの幸介さんも「アイツ、何かあったな?」と同じ反応。
練習中も観察していましたが、プレーも上手くいかない様子で、少し涙目にも見えました。
涙のワケは・・・
スクール終わりに「最近、何かあったの?」と聞くと、
ポタポタと大粒の涙。
理由を聞いても、首をかしげて、
まだ自分でも気持ちの整理がついていないようでした。
家に帰ってから、幸介さんからLINEをしてもらったのですが、
今回の幸介さんのアドバイスは、とても良かった!
涙のワケを聞くと、
- 最近、まともに部活(練習)ができていないこと
- 部員のやる気に温度差があって悩んでいること
- 顧問の先生との関係
- 思い通りのプレーができず、自分でもどうしたらいいか分からない
この悩みを聞いた時、
私は、この子だけの悩みじゃないのかも?と思いました。
皆さんはどうですか?
もしかして、共感できる部分があるのではないでしょうか?
2月は大雪とインフルエンザの影響で、部活ができなかったり、
年度末なので、学校行事や委員会活動などが放課後にあったりと、
バレーに集中できなかった子も少なくないと思います。
そんな中、久しぶりに張りきって部活に行くと、
寒さの中、ダラダラしたメンバーがいたり、
「〇〇練習やろう!」と言っても、『えぇ~やりたくない』などと言われたり。
顧問の先生も、年度末でお忙しいでしょうから、
もちろん、生徒だけで部活をしなければいけません。
そうなると、そんな部員をまとめるのはキャプテンの仕事です。
でも、なんて声をかけていいのか分からない。。。
・・・というように、
バレーが大好きで、リーダーシップをとって頑張っている子ほど、
多くの悩みを一人で抱えてしまい、
今までできてたプレーまで思い通りにいかずに、心がパンクしてしまうんですよね。
幸介さんのアドバイス
悩みを打ち明けた彼女に
幸介さんのアドバイスはとてもわかりやすく、
バレーをする上で忘れてはいけない、とても大事なことだったと思います!
「〇〇(名前)は、チームがどうなってほしいの?」
『もっと言いたいことを言い合って、
ただ仲良いだけじゃなくて、みんなで上手くなっていきたいです』
「それだったら、今の仲良しクラブじゃだめだよな。
俺から見て、〇〇はまだまだ優しいよ!
もっと自分の気持ち、みんなに言っていかないと^_^
みんな、〇〇のこと好きだから大丈夫や!あと、プレーが上手くいかなくなってきたら、
レシーブの場合、
形にこだわらず、とにかく食らいつくことに意識を持っていこう!」
『わかりました!!
私から言ってみます!!たしかに私、形にばかりこだわっていました(>_<)
ありがとうございます!
少し気持ちが楽になりました(^^)頑張ります!』
中学生や高校生に多いのですが、
思い通りのプレーができなくなった時に、
『最後まで諦めずに、ボールに食らいつくこと』を忘れてしまうことがあります。
頭がごちゃごちゃになった時こそ、
ボールに食らいついて、まずは上にあげることを意識してみる。
(とりあえず、あがったらOK!)
次は仲間が繋ぎやすいボールを返すことを意識する。
(繋がったらOK!)
そうして意識しているうちに、
もっと正確な返球ができるように、もっと決定率が上がるようにと、
フォームにこだわる余裕が生まれてくるものです!
悩みは価値あるプレゼント
その後、私がその子に伝えたことは、
今回〇〇が抱えた悩みは、
頑張っているからこそ!チームのことを考えているからこそ!経験できる悩みだということ。
部活をしている誰もが経験できる悩みではありませんし、
キャプテンなら誰もが経験できる悩みでもありません。
バレーや自分と、真剣に向き合っているからこそ、出てくるものだと思うのです!
そんな悩みは、きっと、
自分を大きく成長させてくれるプレゼントになります!
先日、ある方から言われました。
「世の中は、頑張っている人が報われるようにできている」
この言葉を、悩んでいる中高生にも送りたいと思います!
一緒に、頑張りましょう!^^
それでは。
- 初心者だけど、バレーを始めたい!
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