石川県/バレーボールスクール/スポーツメンタルコーチ
前田佳奈
「試合で負けた・・・」
スポーツをしていれば必ず誰もが経験すること。
全国優勝しない限り、必ずどこかで負けますからね。
試合で負けた時というのは、成長するチャンス!なのですが、ほとんどの人がそれをマイナスに捉え、せっかくのチャンスを見逃してしまっています。
今日は、お子さんが試合で負けた時に
「成長するチャンスをつかむ方法」についてお伝えします!
負けた子どもはかわいそう?
負けるのはとても辛いことです。
泣き崩れ、まるで抜け殻のように落ち込むこともあるでしょう。
落ち込むのは「悔しい」から 。
悔しいのは「勝てる努力」を重ね、本気で「勝てる」と思っていた証拠です。
なので、試合に負けて落ち込む子どもを「かわいそう」だと思ってはいけません。
- かわいそうだから、そっとしておこう
- かわいそうだから、大好物の料理を作ろう
そうした親の気遣いが、
- 負けるのは悪いこと
- 落ち込む顔を見せると、まわりは何も言ってこない
- 負けると親切にしてもらえる
などと無意識のうちに学習していくのです。
試合で負けることは悪いことではありません。
大事なのは「次どうしたら勝てるのか」を真剣に考えさせることです。
子:『絶対に勝てる相手だった…』
親:「何があれば勝てた?」
子:『あの時の、自分のミスがなかったら…』
親:「次はどうしたら勝てると思う?」
子:『最初からもっと攻めて・・・(中略)』
親:「次勝つために、何か変えていこうよ?」
子:『もっと練習して、、、生活から変えるよ。早寝早起きもする。自分のことは自分でする。』
親:「いいね!できることからやっていこう!そしたら次はきっと勝てるよ!」
負けた時こそ、自分を見つめ直す大チャンス。変わるチャンス。成長するチャンス。
自分のプレーやメンタルを強化するチャンスだと考えてください。
負けた原因わかってる?
これは、私がメンタルセッションで選手に確認する質問です。
なんで負けたと思いますか?
試合が終わった後、試合の振り返りをしない選手はとても多いです。
試合の振り返りもせず、負けた原因を探ろうともせずにいることは、すごくもったいないこと。
なぜなら、敗因がわかるからこそ、これから何を強化すればいいのか、次の課題が明確になり、モチベーションも高まるからです。
そして、あんなに辛かった負けも「次の試合で勝つための負け」に変わります。
とは言っても、試合直後に振り返るのは、簡単なことではありませんよね。
なので、試合後一週間以内に、自分なりの答えがでればOKです。
自分で考えてもわからない時は、コーチやチームメイト、親がアドバイスしてもいいでしょう。
試合の映像を見返したり、試合で何が起こったのか?をノートに書き出してみてください。
そうして身についた「分析力」は、今後の試合で必ずいきてきます!
負け=チャンス!!
試合に負けた時は、大きく変われるチャンス!だと思ってください。
良くないのは、落ち込むこともせず、向き合うこともせず、考えることもせず、
「何もしない」こと。
試合の振り返りをしないのは、せっかくの成長のチャンスを放棄しているのと一緒です。
ぜひ、このチャンスを掴み、次の勝ちに繋げてくださいね。
それでは!
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