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メンタルコーチ 前田佳奈
あなたは、試合でミスして怒られたお子さんに対して、
どうアドバイスしたらいいのか悩んだことはありませんか?
- 「落ち込んでいる場合じゃないでしょ!」と活を入れるべき?
- 「大丈夫。気にせず頑張ろう!」と励ますべき?
- バレーの事はよくわからないし、私があれこれ言わないほうがいいのかな?
実はこうした「親のアドバイス」は、お子さんが上達する上で、とても重要な要素となります!
もしも、あなたが、
頑張っている子どもの力になりたい。自分のアドバイスで、子どものパフォーマンスを高めることができれば…と思っていましたら、
ぜひ今日のブログを参考にされてください!
「何も言わない」はよくない
試合や練習試合でミスをして、ヘコむ。
監督に怒られ、さらに消極的なプレーになってしまう…。
そうして、落ち込んでいるお子さんに対して、あなたはどんな対応をしますか?
- 家に帰って反省会だ!(怒)
- 今日は、バレーの話は避けよう。
- 外食に行って気分転換させよう!
だいたい、この3つに分かれるのではないかと思います。
①は、親子でプレーの反省をしたり、アドバイスしたり、どうしたらいいのか話しをする方法。
②は、もっと不機嫌になることを避けて、家ではバレーの話をしない方法。
③は、子どもが喜ぶコト・モノを与えて、気分転換させる方法。(機嫌をとる方法)
もしかすると、あなたも、
全部つかったことがあるかもしれませんね?笑
この中でよくないのは、②番と③番。なぜなら、これでは解決しないからです。
問題から目を背けていても、何も解決しませんし、
「いつか」と言っているうちに、試合は終わってしまいます。
家での反省会が逆効果に!?
やはりオススメなのは、①番の親子でプレーの反省をしたり、どうしたらいいか話すことです。
しかし、これには注意点があります。
それは、「なぜ、できないの?」「なぜ、ミスしたの?」などと
「問題」にフォーカスした質問をすることです。
当の本人も、ミスをした自分に意識が向きがちなので、
「僕だって、ミスをしたくてしてるわけじゃないよ!」
「うるさいな、黙っててくれよ。」
などと反発心がでてしまったり、
「なんでミスばかりするんだろう…」
「もう、バレーはやめたい…」
などと、さらにモチベーションが下がり、余計に自信をなくす可能性があります。
できた部分に目を向ける
ここまで読み進めていただいて、こんな疑問が浮かんできていませんか?
ねぇ、佳奈さん?
問題から目を背けてはいけないし、問題にフォーカスしてもいけないって、
じゃぁ、どうすればいいの?
まず、大前提として、
自分の問題や課題と向き合わない選手に、上達はありません。
なので選手本人には、自分の問題に気づかせて、ちゃんと向き合ってもらいます。
しかしそれは、選手本人とコーチの役目。
親には別の役目があります。
練習で、自分のネガティブな部分に散々向き合ってきて、
家に帰ってきてまでそうしたネガティブに向き合うのは、選手にとってすごく負担。
心が休まる場所も必要ですからね。
効果的なのは、
「できた部分に目を向けること」
未来にフォーカスすることです。
これをコーチングの世界では「解決志向アプローチ」といいます!
【解決志向の質問例】
- 今日のプレーで良かったところは?
- なぜ、うまくいったと思う?
- そうしたプレーを増やすために、何ができる?
- 明日は何を意識したい?
「良いところが何もない」と言われたら…
- 今までに、良いプレーができた時は、どんなプレーができた?
- そのプレーは、何がうまくいったから起きたと思う?
- 今までに、うまくいかない時期を切り抜けた時は、何をしたの?
質問のコツは「できた部分」に目を向けること。
なぜ、うまくいくのか?がわかれば、
「なぜ、うまくいかないのか?」も自然とわかるようになっていきます!
本人が、悪いプレーやミスにばかり目が向いていても、
良いプレーは必ずあります。
そこに気づいてあげること。
そして、気づかせてあげること。
自分の魅力や強みに気づかせる。自信を持たせる。
子どものことを一番近くでみていて、信じてあげること。
それが親ができる最大のサポートだと思います!
ぜひ今日から、解決志向アプローチを試してみてくださいね!
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