石川県中学校バレーボール大会。LEADはベスト8で大会を終えました。
この大会は、3年生にとって最後の中体連。
県1位、北信越、そして全中出場を目標に、この一年間、全力で取り組んできただけに、2回戦敗退という結果は決して簡単に受け入れられるものではありませんでした。
それでも今、胸を張って言えることがあります。
それは、この一年間で「たった一つの勝利」以上に、大きなものを得たということです。


うまくいかない時間も、逃げずに向き合ってきた
振り返れば、決して順風満帆なチームではありませんでした。
返事は曖昧で、受け答えもできない。
エラーが起きても、仲間と意見を交わすことはなく、誰かが良いプレーをしても、自分に余裕がなければ喜べない。
ミスをすれば無言、無表情。
挑戦や変化が必要だと分かっていても、無難な選択ばかりを選んでしまう――。
そんな日々が長く続き、チームも結果も思うようにいかず、選手も指導者も、長くしんどい時間を過ごしてきました。
それでも、選手たちは逃げませんでした。
自分自身と向き合い、仲間とぶつかり合いながら、あきらめることなく前に進み続けてきたのです。
全員でつくり上げた「チーム」の姿
大会当日、コートに立つ選手は、立てない仲間の想いを背負って。コートに立てない選手は、仲間の勝利を願い、全力の声援を送り続けて。
そこには、確かに「全員で戦うチーム」の姿がありました。


弱さも出ました。悔しさも残りました。
それでも、逃げずに攻めたプレー、挑戦した場面、LEADらしいバレーボールが、確かにコートの中にありました。
ガッツポーズ、笑顔、そして涙。
試合を重ねるごとに、選手たちは自分の気持ちを全力で表現するようになり、その変化と成長の姿に、指導者も保護者も、心を打たれました。


大会翌日に行われた慰労会(ちくしょう会)では、笑いと涙が入り混じる、温かい時間が流れました。
3年生から後輩へ。後輩から3年生へ。
感謝と敬意の言葉が交わされ、このチームで過ごした時間の価値を、全員が改めて噛みしめる瞬間となりました。
中体連の大会はこれで終わりましたが、3年生と一緒に戦えるクラブの大会が、まだ一つ残っています。
3年生は「今度こそ悔いなく終える」と決意し、1・2年生は「今度こそ笑顔で送り出す」と誓いました。
勝てなかった。
でも、間違いなく――本当に“最高のチーム”になった。
この夏、悔しさも成長もすべて糧にして、LEADは、さらに前へ進みます!
