石川県/LEAD/スポーツメンタルコーチ
前田佳奈です!
「ミスが恐い」という子どもたちの多くは、
ミスをしてコーチに『怒られたくない』という気持ちでいる場合がほとんど。
そんな気持ちから、思いきったプレー(攻めたプレー)ができなくなり、
ボールに触ることにまで、消極的になってしまいます。
そんな状況の時、さらに、「なぜ、あきらめるんだ!」と怒られると、
次は、コートに入ること、練習に参加することまで恐くなる・・・
こんな負の連鎖は避けたいですよね。
そんな子に対して、
「メンタルの弱い子だ」「苦手なことから逃げている」「根性がない」
と言ってしまうのは、とても残念なこと。
そんな子であっても、
はじめはバレーボールの何かに惹かれて、
楽しい、好き、自分もバレーがしたい!と期待に胸を膨らませていたはずです。
ミスをしても褒められる?
ミスが恐い=ミスして怒られたくない
この公式は、LEADに入れば、まず解決します。笑
なぜなら、ミスをしても褒められることが多々あるからです。
逆に言うと、ミスをしていなくても注意される(怒られる)こともあります。
私たちは、子どもたちがミスをすることよりも、
意識してやろうとする気持ちや行動を大切にしています。
それは意識して安定したフォームが身につけば、
今あるミスは、次第になくなっていくと思うからです。
もっと言うと、スポーツの世界は、半分以上がミスです(笑)
バレーのプロ選手でも、アタック決定率が40%もあれば、すごい!!
野球もそうですよね!打率4割ってすごいですよね!
つまり、半分以上は決まっていないか、ミスもあるということです。
それなのに、まだ技術も身についていない子どもたちに対して
ミスしたら怒る指導は、効果的とは思えません。
あ、そうそう。
「怒る」んじゃなくて「叱る」んだ!という方がいますが、
子どもたちにとっては、どちらもほとんど変わりありません。
簡単に言うと、言葉の違いよりも、そこに愛情があるか、ないか、の違いだと思います。
話しを元に戻します!
試合などを見ていると、
ミスをした瞬間に、ベンチにいるコーチの顔色をうかがっている子をよく見かけます。
- あぁ、あの子は、敵ではなくコーチと闘っているんだろうな~
- 普段から、ミスしたら怒られているんだろうな~
- あの子が、ミスを恐れず思いきったプレーをしたら、一体どんな選手に成長するんだろう?
私はいつもそう思います。
ミス(結果)は問題ではない!
- 「ミスしてもいいから、意識してやってみよう!」
- 「やってみなきゃ、何も変わらないぞ!」
- (ミスをしても)「そう!今のでいいよ!」「いや、いいスパイクだ!!」
- (ミスじゃなくても)「その取り方でいいのか?」「もっとフォームにこだわれ!」
- 「お前さ、やればできるんだから、もっとラリー中も思いきってやってみろよな!」
これは、幸介コーチが子どもたちによく言う声かけです。
ミスはたいした問題ではなく、
どんなフォームで、どんなプレーをするかが重要です。
それが結果的にミスを防ぎ、思いやりのあるプレーができるようになります!
もう一度言います!
ミス=「結果」はたいした問題ではなく、
何をやったか、どんな気持ちでやったかという「プロセス」が重要です!
ぜひ、ミスを恐れず挑戦する選手を育てるためにも、
ミス(結果)を怒ったり、褒めたりせず、
プロセス(頑張り)を褒めてあげましょう!!!
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