試合に負けたときに考えること

石川県/バレーボールクラブ/バレーボールスクール/LEAD

メンタルコーチ 前田佳奈

 

 

昨日、石川県6人制総合バレーボール交流大会に、LEADは男女2チームで参加しました。

 

女子は中学生チーム、男子は中高生の混合チームで出場したのですが、

この大会は高校生や大学生、社会人チームが参加する大会。

結果はどちらも一回戦負けでした。

 

私は女子チームに帯同していたのですが、試合後にひどく落ち込む選手が…

 

何もできなかった…

みんなの足を引っ張った…

全然ダメだった…

 

さて、あなたはこういう時、どんな声をかけますか?

 

一生懸命に練習してきたのに、ボロボロに負けてしまったとき、何を考えるべきなのでしょうか。

 

 

叱咤・激励はいらない

 

落ち込んでいる子どもがかわいそうに見えて、何とかしてあげたいと思うでしょうが、ここでどんなフォローをするかで今後の子どものメンタルに大きく影響します。

 

試合に負けて落ち込む子どもに、「なぜ、あんなプレーしかできないんだ!」と叱ったり、ダメ出しをするのは逆効果。

 

試合直後は負けたショックから、冷静な振り返りができないですし、

負けて叱られることがストレスと感じてしまうと、次の試合でも「負けて叱られたくない」という気持ちから、ここぞという場面で強気なプレーはできないでしょう。(大事な場面で、ビビってしまいます。)

 

また、「今すぐ帰って練習だ!」なんてのは問題外。

これは私も経験ありますが、効果的な練習ができるはずがありません。笑

それどころか、余計に自信をなくしてしまうこともあります。

 

 

叱咤するのがよくないのであれば、励ましたほうがいいの?と思うかもしれませんが、『相手のほうが●●だから仕方ないよ』などの何気ないフォローは子どもの成長を妨げてしまうので、こちらもおすすめできません。

(例:相手が大きいチームだったから仕方ない)

 

試合に負けた後の叱咤・激励がなぜよくないのかというと、

試合での負けを認め、一番重要な「負けた理由を振り返る」ことをしなくなるからです。

 

 

負けることは悪いことではない

 

私の場合、試合後は選手に無駄な声をかけないと決めています。

これは夫の幸介も同じです。

試合後に、指導者や親が長々と説教をしているのを見ることがありますが、負けた直後に何を話しても選手の耳には届いていないと思いますし、負けたことに変わりありません。

 

負けと向き合う

 

これは今後のモチベーションに繋がりますし、何よりメンタルを強くします。

 

勝負事ですから、負けるときもあるでしょう。

 

負けることは悪いことではない

 

負けから目を背けたり、負けた理由を振り返らないことのほうがよくありません。

あいまいにするから、同じ負けを繰り返してしまうのです。

 

 

負けた試合の振り返り方

 

どうして負けてしまったのかを振り返るのは、少し時間が経ってからがおすすめ。

試合が午前中であれば夜に。午後であれば翌日がいいかもしれません。

 

とにかく、冷静に振り返ることが重要です。

 

ここで、誰でもできる(競技経験のない人でもできる)振り返りのサポート方法をお伝えしますね!

 

私もこの方法で、昨日の夜は2人の選手と振り返りを行いましたが、ただ落ち込んでいる状態だったのが、振り返りが終わった頃には

自分がすべきこと、練習課題が明確になり、練習へのモチベーションがぐんと上がっていました!

 

 

質問①「試合中、なにが起こっていたの?」

どんな試合だったのかを振り返る際に、「その時、なにが起こっていたの?」と聞きます。

『自分が決めなきゃと思っていたのにミスをして、ヤバいヤバいと思っているうちに点数を離されて、パニックになってしまいました。』

一人の選手はこう答えていました。

 

質問②「もし、その時に戻って自分にアドバイスできるとしたら、どうする?」

この質問では、自分の試合を客観的に振り返ることができます。

『できないプレーを考えるんじゃなくて、得意なコースで勝負するよう伝えます。あ、あと、相手チームは前に大きな穴があったので、そこを狙うこともアドバイスします。』

試合中には気づけなかった相手の弱点、分析ができていました。

 

質問③「何があったら勝てたと思う?」

これは試合を振り返るうえで一番重要なことです。

なぜ負けたのか?よりも「何があったら勝てたのか?」これが今後の練習課題となるからです。

『相手のエースはクロスコースしか打っていなかったのに、それに対応できなかったので、試合中に判断して、たとえばポジション取りを変えるとか、みんなに指示を出していたら勝てたと思います。あと、決まった時にもっと喜んで、チームを盛り上げていれば波に乗れたと思うし・・・』

 

ここまでくれば、あれをすれば勝てたんじゃないか、あそこの場面で…、チームのこれが弱点だから…、私が●●できるようになれば…などと、具体的な課題がたくさんでていました。

 

そして、落ち込んでいた顔が晴れやかな顔に!

早く練習したい!と言わんばかりの表情になっていました^^

 

 

負けた時こそ成長のチャンス

 

負けた試合を振り返るのは、人によってはしんどい事かもしれませんが、負けたときこそ大きく成長できるチャンスです。

試合に負けた理由、次勝つにはどうすればいいかがわかれば、次の試合ではもっと思い切りプレーすることができるでしょうし、体格やレベルに差があるチームにだって劇的勝利をすることはあるのです!

 

負けた理由がわからないときは、指導者や親に聞いてみるのもいいと思いますが、

聞かれてもいないのに指導者や親があーだこーだ言うのは子どもの為にはなりません。

 

何度も言いますが、

良くないのは、負けた理由をあいまいにすること。試合の振り返りをしないことです。

 

私の経験上、ほとんどのチームは、試合後の振り返りミーティングをしないまま、次の練習をしています。これではせっかく成長できるチャンスをつぶしていることにもなりますので、本当にもったいないのです。

 

 

そして何より避けたいのは、一生懸命に頑張ったのに結果が出ず、自信をなくし、

もう嫌だ。自分には無理だ。もう辞めたい。

こうなってしまうこと。。。

 

 

もしもお子さんがこうした状態になっていたら、

「負けることが悪いわけではないよ。なにもバレーを辞めるほど落ち込むことはないよ」

そう伝えてあげて、試合の振り返りをサポートしてあげてほしいと思います!

 

 

 

さて、このブログはLEADの選手も見ていると思うので、、、

 

今すぐノートとペンを用意して、試合の状況をノートに書きだしてみましょう!

 

そして、

  1. 「試合中、なにが起こっていたのか?」
  2. 「もし、その時に戻って自分にアドバイスできるとしたら?」
  3. 「なにがあれば勝てた?」

 

この3つを具体的に書いて、ノートを私に見せてくださいね!

それでは。

 

 

 

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