石川県/バレーボールクラブ/バレーボールスクール/LEAD
コーチ 竹田智貴
あなたは今、こうしたことで悩んでいませんか?
- 急にポジションを変えられた
- 納得いくポジションじゃない
- 急に言われても、どうしていいかわからない
おそらく、ポジション変更の理由としては、「監督やコーチに言われたから」や「そのポジションが誰もいない」などの理由だと思います。
自分としては納得いかない。このポジションがやりたいわけではない。
このように思うこともあると思います。
実は僕自身もあなたと同じ、その一人でした。
ずっと続けてきた大好きなバレーを「やめたい」とまで思いました。
だからこそあなたにも、好きなバレーを嫌いになったり、嫌になったりしてほしくないのです!
そこで今日は、僕自身が、ポジション変更で大変だったこと、どう乗り越えてきたのかをお伝えしたいと思います。
急にセッターに!?
僕は小学校からバレーボールをしていて、今は大学で部活に入りバレーボールをしています。
高校までは、ウイングスパイカーやリベロなど、主に守備的なポジションが多かったです。しかし、大学ではセッターがいなくて、急遽練習することになりました。
セッターは経験がなく初めてで、基本も何もかもわからない状態。
それでも練習が続いていくと、トスがあがらないとスパイカーに良く思われず、チームの士気も下げてしまっていました。
この時思ったことが、
- 楽しくない
- どうしたらいいかわからない
- やめたい
でした。
今まで何よりもバレーボールが好きだったのに、やめたくなるほど面白くなくなってしまいました。
信頼関係が克服のカギ
僕が特に意識したことは、チームメイトとの「信頼関係」です。
チームスポーツでは必ずと言っていいほど必要な武器だと思います。
僕が思う信頼関係というのは、「ミスをしても認めあえる関係」です。
ポジションが変わった時にチームメイトが、
- 「急だから仕方がない」
- 「あいつならきっとやってくれる」
- 「俺らがカバーしよう」
と思ってくれることが重要です。
僕はそう思ってくれる仲間が多かったのでやりやすかったですが、中にはミスしたら怒る人もいると思います。
セッターはバレーボールにおいて司令塔とも呼ばれる重要なポジション。
それは、必ず「2本目」を触るからです。
スパイカーが打ちやすいトスを上げるのが役割のため、正直なところ、いいトスが上がらないと揉めることも多いです。
これは仕方ないことで、これがきっかけで仲が悪くならないように、コミュニケーションを多くとることが大切です。
そこで重要なのは「自分からコミュニケーションをとる」ということです。
どんな話題でも構いません。
「今日のテストどうだった?」
「昨日、あのテレビ見た?」
「あのゲーム、おもしろいよな!」
とにかく、自分から話すことを意識してみてください!
特に効果的だったのは、
「こういう攻撃したいなあ」
と、動画を共有したことです。
そうすることで、
- 「俺にこうしてほしいのか」
- 「あいつもちゃんと考えてるんだな!」
と相手は思ってくれます。
相手との考えも共有でき、これからどうするかの話もしやすいので、必殺技だと思います!笑
つまり、「ミスしても認めあえる関係」を築くためには、
- コミュニケーションを欠かさないこと
- 考えや目標を共有すること
この2つが必須であると考えます。
すべて自分の為になる!
急なポジション変更や、やりたいポジションができないと、プレーも思い通りいかずに「楽しくない」「やめたい」と思う時期があるかもしれません。
でも、他のポジションを経験することで、自分のやりたいポジションにプラスになるのは間違いない!
その経験は、必ず自分の為になります。
それに、頑張って練習を続けたら、「セッターの方が楽しい」とか「俺セッター向いてるかも」と思えるかもしれません。
僕はいろんなポジションを経験したからこそ、どのポジションの選手にも寄り添うことができると思っています。
参考になったら嬉しいです!
「もう、部活もバレーも辞めよう…」と悩んでいた子が、なぜ強豪校進学を決意するまでに成長したのか?
LEAD中学生バレーボールスクールの詳細はこちらからご覧ください。